比良 釈迦岳 2012年5月20日 ― 2012年05月20日
今年は初めての山歩きと言うMさんと2人で、比良の釈迦岳に、ゆっくり、ゆっくり登ります。
シロヤシオとドウダンツツジが咲いていたらうれしいなあ~♪
シロヤシオとドウダンツツジが咲いていたらうれしいなあ~♪
【コース】イン谷口8:40~9:05大山口~10:00カモシカ台(休憩)~10:50北比良峠(休憩)~(シロヤシオ)~
12:30釈迦岳(昼食)~13:35巻道合流~14:40神璽谷分岐(休憩)~15:05イン谷口 ☀のち☁
イン谷口は、日曜日なのでこの時間でも多くの車が止まり、少し登った所にあるトイレは順番待ち!
今日は朝の気温が低く、薄曇りのお天気なので、大山口までの遊歩道を快適に登って行きます。
ダケ道に通じる壊れかけた橋は、正面谷の水量が減ったので簡単に渡れました。さあ急登の始まり・・・
沢山の登山者は皆青ガレに向かわれたのかダケ道には誰も来ません。
新緑の登山道に、オレンジ色のヤマツツジが映えてとてもきれいです。

カモシカ台を過ぎると勾配は緩くなり、大きなブナがたくさんあります。
この辺りからは私のお気に入りの道で、イワカガミも咲いています。

シャシャユリ付近で、下山する人に出会い早いなあ!と感心します。
濃いピンク色のユキグニミツバツツジが満開、シャクナゲもチラホラ。

2時間10分で北比良峠に到着、どんよりした曇り空に変わり、展望はあまり良くありません。
北比良峠は十字路になっていて数組の登山者が休憩中、ブナの山頂には5人くらいの人影が見えます。
びわ湖を眺めながら、おにぎりとコーヒーゼリーを頂きますが、風があって寒いので早々に出発です。
比良ロッジ跡から、武奈ヶ岳(右)とコヤマノ岳(左)が見えます。
ブナの新緑がきれいなコヤマノ岳に、次は登ってみたいです♪

比良明神を過ぎた辺り、イワウチワの群生地にイワカガミの蕾がぽつぽつ、
北斜面で少し前まで雪があったのか、終わりかけのイワウチワもあります。

カラ岳につづく尾根道、この時期にまだシャクナゲがきれいに咲いています。
北斜面の下の方にもたくさん咲いていて、ここからは花モードの2人です。

巻道の分岐を過ぎ、釈迦岳へ最後の登り道、背丈3cm程のスミレ。
2人はシロヤシオの白い花を探して、キョロキョロしながら登ります。

今年は不作らしく最初は一輪、でも上に行くと咲いていました~♪
シロヤシオの白い清楚な花が好きです・・・清々しい緑色の斑点

5枚の葉が輪生することからゴヨウツツジとも呼ばれています。
木によっては、花の斑点がほんのり赤いのもありました。

気が付けば釈迦岳の登りで、ずいぶん時間を使ってしまいました。
釈迦岳山頂には、コンロを囲んでお食事中のグループも居られ楽しそうです。
私たちもおにぎりと温かい飲み物にデザートを頂きます。今日は2人ですがお喋りが尽きません。
午後は大津ワンゲル道分岐を通り、釈迦岳巻道の途中に出て、リフト道からイン谷口に下ります。
釈迦岳のベニドウダンはちいさな、ちいさな蕾で、サラサドウダンの蕾は確認できませんでした。
大津ワンゲル道分岐から少し下るとブナ、シロモジなどの新緑の中に
ユキグニミツバツツジの濃いピンク色が目に飛び込んできます!

開き始めたばかりのイワカガミ・・・背丈が5cmもなく小っちゃくて可愛い!
少し下ると大きなブナや杉の根元にイワカガミが沢山咲いていました。

下る途中に大きな岩があり、その付近にはシャクナゲの木がたくさんあります。
日陰なので枝は伸びてひ弱く、花は付かないだろうといつも想像していたら・・・
頑張って花を付けている木がいっぱいあり、生命力の強さに感動しました。

リフト道に入ると花もなく、風通しが悪いので汗をかきながらひたすら下山。
山麓ではヤマフジがあちこちで存在をアピールするように咲いていました。

目の前に垂れ下がるヤマフジの花があり観察するとなかなかきれいな花です。
タニウツギも咲いていて、今日は初夏の木の花が満載の山歩きでした(^^♪

21日は、楽しみにしていた金環日食・・・曇りの予報でしたが、目が覚めると良いお天気で晴れています。
早めに朝食を済ませ、日食グラスを持って外に出ます。大津ではたった数秒しかリングにならないそうで、見逃す訳にはいきません。7時29分・・・期待通りのきれいなリングが見られてよかったです~☀
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