裏磐梯イエローフォール 2013年2月18日2013年02月28日

天気予報は☃マーク、気温は高い目で吹雪くことはないらしいので、「磐梯山噴火口散策・イエローフォールツアー」に行くことにしました。折角裏磐梯に来たのだから黄色い滝を見るだけでも良いかなあと言うくらいの気持ちです。

【コースタイム】裏磐梯猫魔ホテル8:45~9:00裏磐梯高原ホテル集合(ガイドさんの車)→裏磐梯スキー場駐車場9:00
~(スキー場ゲレンデ)~10:15スキー場ゲレンデ上部~10:20銅沼~11:10イエローフォール11:30~(噴火口別ルート)
~(スキー場ゲレンデ)~12:35スキー場ゲレンデ上部~12:50裏磐梯スキー場駐車場13:10(車)→裏磐梯猫魔ホテル(昼食、日帰り入浴)16:45 (送迎バス)→猪苗代で乗換→18:40 郡山 21:00 (夜行バス)→2/19 6:23 JR京都駅八条口

集合場所に行くと、今日は私達2人だけの貸切ツアーでガイドさんは前日と同じ渡邊亮さんです。車で裏磐梯スキー場まで行くと今日も先着は1台、準備をしている間にもう1台来ました。こちらは福島民報の新聞記者さんで、人物の入った滝の写真が欲しいので後を追いかけるとの事です。9:00 平日はリフトが動かないのでここから登り始めます。

リフト2つ分の貸切ゲレンデを歩いて登ります(笑)。今日は湿った雪が降っていて視界も悪く、ひたすら登るだけです。

10:20 ゲレンデ上部からしばらく林間を行くと銅沼(あかぬま)に到着します。銅沼はほとんど凍結していますが、時期によっては踏み抜きに注意が必要だそうです。ここからは磐梯山の北側火口壁が一望できるのですが残念です^^;
写真は追いついた記者さんに写して頂きました。彼はこの後つかず離れずで遠慮がちについて来られます。

明治時代に小磐梯山が吹き飛んでできた噴火口の中を歩きます。前方の火口壁から所々蒸気がもくもくと噴出している場所があり、そこだけは雪がありません。磐梯山が活火山であることを実感できました。

噴出した大きな溶岩がゴロゴロしている場所を、岩に近づかないよう気をつけて歩きます。ホワイトアウトになったら危険な場所です。正面にイエローフォールと先行している1人が見えます。彼はこの後左の方に下って行きました。

11:10 イエローフォールに到着、まず新聞記者さんの希望でザックを持ったままで記念写真を撮りました。
福島民報の記事です。 http://www.minpo.jp/news/detail/201302196712

イエローフォールは厳冬期にだけ現れる黄色い滝で、夏は見られません。先日の雨で色は少し薄いそうです。
ガイドさんの勧めで氷を舌でなめてみました。味はなかったですが、後で舌がしびれてきてちょっとビックリ!
                    ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます。

帰りは少し東の方のルートから銅沼の横を通り、ゲレンデの上部に行きます。ガイドツアーならではのお楽しみです。
急斜面では尻セードをして遊びました。積雪が多いので手の届くところにヤドリギの実・・食べてみたら種を出す時になが~く糸を引いてプッと捨てられません!鳥に遠くへ運んで貰う為の工夫だそうです。味はまあまあかな?

銅沼の横を通ると凍結していない所がありました。ゲレンデ上部の急斜面で、妹はガイドさん持参のヒップソリで滑ります。猛スピードで滑り降り、下に着いた時には雪まみれです。怖がりの私は、もちろん緩斜面に迂回して歩きます。
12:50 車に戻りホテルまで送って貰いました。親切なガイドさんに心から感謝します。余談ですが、冬寝室が-10℃になるそうで、ダウンを着て眠るそうです。3日間フルにスノーシュー・トレッキングが楽しめて充実感でいっぱい(^^♪

ホテルの休憩場所で昼食代わりに余った非常食を食べた後、日帰り入浴です。送迎バスの出発までたっぶり時間がありのんびりできました。猪苗代で乗り換えた送迎バスは若いボーダーで満員、郡山から新幹線で東京方面に帰るようです。駅ピルでお土産に「かんのや」のゆべし、柏屋の薄皮饅頭、仙台の笹かまぼこを買いました。後は夜行バスの出発まで中華料理店「美味餐庁」で、生ビールと単品のお料理を頂いて、旅の最後の夜を過ごします。外に出ると強風が吹きとても寒いです。帰りの夜行バスも空いていてゆったり・・・バスは東北自動車道、首都高速、新東名、新名神を走って京都に到着です。ホント楽しかった~♪ 写真は福島県会津地方の郷土玩具「赤べこ」です。