奥ノ深谷イワウチワ 2013年4月22日2013年04月23日

13日に下見をしたイワウチワが見頃を迎えていると言うので、今年初比良の友人2人を誘って妹と4人で奥ノ深谷を目指しました。20日の夜に雨と雪が降り、満開のお花は頭を垂れていて残念な結果に・・・木陰には薄っすら雪が残っていてびっくり!雪解けの遅かった一ヶ所で蕾と花の群生が見られたので、まあ良しとしましょう(^^♪ 数日前からの低温が今日も続いていて風も強かったので、ウィンドブレーカーやダウンジャケットを着込むほどに寒かったです。

                    ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます。



【コースタイム】イン谷口(P)9:05~9:28大山口~10:08青ガレ(休憩)~10:54金糞峠~11:55奥ノ深谷群生地(昼食)12:18
~12:37金糞峠~(シャクナゲ尾根)~13:06前山(999m 休憩)~13:32北比良峠~14:20カモシカ台(休憩)
~15:05大山口~15:25イン谷口(P) ☀

9:05 イン谷口の出合山荘駐車場に車を止めて出発。直ぐ上の広場にマイクロバスが止まっていて10人程のグループが前を行かれる。上のトイレ前で友人が待っているので大急ぎで抜かしたら「足が速いですね~」と言われ恐縮^^;
9:28 大山口に到着、左の青ガレ・金糞峠に行きます。金糞峠直前まで誰にも出逢わず、とても静かな正面谷でした。

山桜が満開で、花の時期は「此処だよ~!」と呼びかけているようです。今日は黄砂もなくきれいな青空が広がる。

         正面谷の右岸を青ガレまで登ります。9日前より新緑が進み、木々の緑がとてもきれい♪

    10:08 青ガレに到着、風が強くて寒いです。ゆっくり登るので皆まだまだ元気・・・小休憩して出発する

               イワカガミの蕾がいっぱい・・・下りのダケ道にもたくさんありました。

堰堤の上に今日もテントがあります。この後金糞峠の手前で、下山中の「比良の仙人さん」にお会いして、持ち主が判明・・・現在は八雲分岐ではなくここにテントを張って居られるそうです。今回もイワウチワの情報を頂きました(^^♪

        ここから岩ゴロゴロの急登、木々の芽吹きは未だでシロモジの黄色い花が目を引きます。

10:54 金糞峠に到着、気温が低く空気が澄んでいるので琵琶湖が蒼くきれいに見えます。楽しみにしていた堂満岳東レ新道北斜面にイワウチワの花はほとんど咲いていない。 ※情報では登って行く登山道に花があるそうです。

奥ノ深谷の八雲ヶ原、中峠・大橋分岐に下る道端で、やっとイワウチワが咲いていました。斜面の上の方にもいっぱい咲いていてとてもきれいです(^^♪ 今日はデジイチを持ってきたので望遠で写しますが、これが限度でした。

                       奥ノ深谷の流れの傍にも咲いています♪

                      4人で花を愛でながら渓流沿いを歩きます。

                   橋が壊れてる! 少し上流の浅瀬を飛び石で渡ります。

                   奥ノ深谷の清流・・・杉と落葉樹の混合林もきれいです。

              最初のイワウチワ群生地は、雨で花が打たれて皆下を向いています。

                    開き始めたばかりの花びらに水滴が・・・ガンバレ!

            2つ目の群生地はほとんどが蕾です。暖かくなれば開いてきれいでしょうね(^^♪

                   道の横なので、ザックを下してゆっくり写真を撮ります。

                       咲き始めたばかりでとても可愛いい!

蕾の群生地の右に広がる斜面は日当たりが良いのか、イワウチワの花は満開、皆のテンションは最高潮です(^^♪

    登山道のすぐ横で、奥の方まで一面に咲いています。こんな広々したイワウチワのお花畑は初めて!

バイカオウレンの蕾と咲き始めたばかりの花・・・3つ目の群生地は一番広かったが、先週末が見頃だったようです。

群生地で花を見ながら贅沢なお昼、筍ご飯のおにぎり、豆餅、チーズケーキ、苺、八丈島のお土産と次々に、皆さんから差し入れです。今日は2人の足慣らしとイワウチワ花三昧のゆっくり山行。12:37 金糞峠に戻りシャクナゲ尾根を歩いて北比良峠に行きます。北西の風が強くてとても寒いです。堂満岳の東レ新道と東稜道の急斜面が見えます。

   13:06 前山(999m)に到着、広場の展望地で休憩する。日差しがあって暖かいのでのんびりおしゃべり~♪

               北西に前回歩いた武奈ヶ岳(中央 1214.4m)とコヤマノ岳(左 1,181m)

                  北比良峠の奥には、蛇谷ヶ峰(902m)と高島トレイルの山々

                       北東にカラ岳(左)と釈迦岳(右 1060.3m)

       足元に小さなイワナシの蕾を見ながら、滑りやすい花崗岩のザレを北比良峠に下ります。
       13:32 北比良峠に到着、冬枯れの木々の向こうに、武奈ヶ岳とコヤマノ岳を眺めます。

               望遠レンズで武奈ヶ岳・・・山頂標識の右に人影が1人だけ見えます。
 

            広々した気持ちの良い北比良峠、次郎坊山とカラ岳の後方に釈迦岳が見える。

近江舞子の雄松崎、琵琶湖は青空を映してブルーの湖面がきれい!沖島、近江八幡の山並みの奥に鈴鹿の山々

北比良峠からダケ道を下ります。所々にイワウチワの群生地があり期待していたが花が少なくてガッカリです^^;
登山者に時々抜かされながら、いつもの様にゆっくり下ります。馬酔木の花があちこちに咲いていてきれいです。

ミツバツツジのピンクの花が木々の間で目立ちます。イワカガミが蕾をいっぱい付けていてこれからが楽しみです♪

     大山口が近くなると、ブナの新緑がきれいです。連休中に稜線のブナの新緑が見られるかなあ~☆

2時間かかってイン谷口の駐車場まで戻ってきました。私達は登り下りともにゆっくりですが、登山地図を見ると登りはコースタイムと同じで、下りは大幅にオーバーしています。いつもこれを考慮しながら計画を立てないと・・・
しばらくは比良OKの友人や妹と、春の花めぐり山行が続けられそうで楽しみいっぱいです~♪