武奈ヶ岳 2015年11月1日2015年11月01日

いつもホームページを拝見している摩耶山さん歩さん、しーちゃん、山の大先輩ヨネちゃんが、24日3人で武奈ヶ岳に登られました。22日に私が登れなかったコヤマノ岳南尾根も歩かれていて、谷筋の紅葉が盛りの様です。
1日は雨の予報だったので、山は諦めていましたが、前夜ニュースを見ていたら☀マークに!一緒に行ける仲間も
いないので、思い切って1人で武奈ヶ岳に登ることにしました。今年になって初めての武奈ヶ岳山行です(^^♪

【コースタイム】 ☀ 暖かくてほとんど無風の登山日和 ※1人だと知らず知らずの内に速足になり休憩も短い
イン谷口(P)8:18~8:40大山口~9:13青ガレ~9:50金糞峠(休憩)10:00~10:18コヤマノ岳南尾根十字路
~11:00コヤマノ岳~11:25武奈ヶ岳(昼食)11:50~12:05コヤマノ岳分岐~12:30イブルキのコバ
~12:49八雲ヶ原~13:06北比良峠(休憩)13:20~13:58カモシカ台~14:34大山口~14:50イン谷口(P)

いつもの様に、大津ワンゲル道登山口の駐車場に車を止める。日曜日なのに車は10台程でした。イン谷口に戻り、
比良管理事務所の前を歩いていると、軽トラックが次々追い越していきます!トイレの上の広場は車でいっぱいで、
大勢の男性が立っておられる。登山道の整備をして下さるのかな?最近ダケ道と正面谷がきれいに整備されている

  8:18 イン谷口出発、8:40 大山口到着、大きなザックを持った男性3人が居られた。昨夜八雲ヶ原でテント泊?
  自宅を出る時は、長袖ジップシャツ、薄手ジャンパー、薄手フリースと着込んだが、登りは1枚でちょうど良い

   9:13 青ガレ、まだ歩きたい気分なので休憩なしで進む。青ガレ上部に来ると年配のご夫婦がカメラタイム♪
   振り返るときれいな紅葉なので私も写したが、琵琶湖は霞んでいる。時々単独の男性が、抜かして行かれる

              堰堤を過ぎると、紅葉はますます綺麗に・・・真っ青な青空が欲しいです

                   ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
        岩がゴロゴロした登山道の上部に、金糞峠のV字が見えてきた。緑と赤のカエデが綺麗

9:50 金糞峠で初めて休憩して、単独の登山者数人で歓談・・・日本2百名山一筆書きをされている田中陽希さんが、
昨日、武奈ヶ岳に登られた話題で盛り上がります。しばらくして、昨夜北比良峠でテント泊された2人が来られました。
昨夜は星が綺麗で、今朝のご来光が特に良かったと話されました。八雲ヶ原にテントが10張りほどあったそうです。

10:02 奥ノ深谷分岐、背の高い単独の男性は八雲ヶ原方向に、私は分岐直ぐの尾根道をコヤマノ岳南尾根に向かう

本当はヨキトウゲ谷の分岐から南尾根に登りたかったが、単独なので、いつも歩く杉林とシャクナゲの尾根道にした

10:18 ヨキトウゲ谷と奥ノ深谷からの道の十字路の合流点、南尾根を見上げると、先程の男性が登って行かれる!
コヤマノ岳の山頂で、その男性にお聞きしたら、奥ノ深谷の方が距離は長くてもアップダウンが無いので早いそうだ

     大きな芦生杉の幹、前に妹と来た時は、嬉しくて何度も横に立って記念写真を撮りました(*^_^*)

                  十字路から15分程登ると、大きなブナの木が見られる様に

                          芦生杉も負けじと、堂々と・・・

                 いつも見覚えのある大ブナは、もうほとんどの葉を落としている

落ち葉の絨毯と、林立したブナの明るい登山道を歩くのは楽しい~♪ 男性が2人駆け下りてきた。流行のトレラン!

             左側、大きな倒木と網目の様な小枝の背景に、シャクシコバノ頭が見える

            動物の顔の様な幹のブナを過ぎたら、中峠からの道との合流点は直ぐです

                11:55 中峠からの道と合流、中峠から単独の男性が1人来られた

                   ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
コヤマノ岳の大ブナと久しぶりの再会~♡ 今まで知らなかったのですがコヤマノ岳クラウンと呼ばれているそうです

コヤマノ岳クラウン・・・最近は、積雪期に此処まで来れてません。コヤマノ岳の霧氷を、もう一度見たいなあ~☆

               2008年1月5日の写真、お正月に中峠からトレースを頼りに登りました

                       太い幹から扇形に延びる枝の勢いが凄い!

                     南に堂満岳(左)、打見山、蓬莱山の山並を望む

                            木の周りを一周してみる

                         どちらから見ても堂々としている

11:00 コヤマノ岳(1,181m)、東に奥からヤケオ山、釈迦岳、カラ岳、次郎坊山、北比良峠、中央が八雲ヶ原スキー場、
琵琶湖の対岸は伊吹山と鈴鹿山系、奥ノ深谷で別れた背の高い男性が休憩中で、先程の登山道のお話を聞いた

    冬の霧氷が美しい背高ノッポのブナ林の中を下り、旧スキー場の分岐を右に見て、コヤマノ分岐に向かう

              コヤマノ分岐手前の広場から武奈ヶ岳の雄姿・・・お久しぶりで~す(*^_^*)

               この辺りはお庭の様で、此処でキャンプしたら気持ち良いだろうなあ

                           真っ赤なベニドウダンの紅葉

                      最後の登りは掘れた登山道・・・ウリハダカエデ

          視界が開けると冬枯れの口ノ深谷が見える。左はシャクシコバの頭、右は御殿山

              武奈ヶ岳西南稜と御殿山、すぐ奥に京都北山の皆子山(左)、峰床山(右)

北北西に白倉岳、その奥に百里ヶ岳も見える。白倉岳の紅葉に歓声をあげたのはかなり以前、また登りたいなあ!

武奈ヶ岳山頂には、沢山の登山者が居られます。昨日は陽希さんに会う為に、もっと多くの方が集まったそうです!

11:25 武奈ヶ岳(1214.4m)、昨年5月29日以来の山頂です\(^o^)/  お花が咲いていないと、何と3時間程で到着!

  気温は低いと思うが、お日様が当たって暖かいので、皆さん上着を1枚羽織っただけで、のんびりお昼ご飯
  武奈ヶ岳の北陵から、釣瓶岳、蛇谷ヶ峰、奥に高島トレイルの山並み、25日に登った赤坂山も見えている

東は、岩阿砂利山から釈迦岳に続く、リトル比良の山並、PM2.5が少ないのか、今日はくっきりきれいに見えている

南は、先程歩いたコヤマノ岳から、シャクシコバノ頭、烏谷山、比良岳、打見山、蓬莱山に続く南比良縦走路の山並

 11:50 今日は単独なので、安全の為に早めに下山開始、登山道に来ると人が少ない!目の前はコヤマノ岳です

             12:05 コヤマノ分岐、イブルキのコバの紅葉が綺麗らしいので、左の道を行く

気持ちの良い散歩道~♪この後の掘れた道は横に新しい道が出来ていて、途中からうっかり冬道を歩いてしまった

赤テープがあるので道は安心だったが、沢筋の紅葉を見逃してしまった^^; 下に見える橋を渡るとイブルキのコバ

 12:30 イブルキのコバ、コースの失敗を取り戻すきれいな紅葉・・・シロモジの黄色、カエデの赤、芦生杉の濃い緑

       時々登ってくる登山者に出逢う。落ち葉を踏みしめて、深山の雰囲気を味わいながら進む

                旧スキー場に出る所、逆光に色とりどりの木の葉とススキが綺麗!

   旧スキー場は、ススキが生い茂り、女性の声が聞こえるが見えない。こんもりした大木の紅葉も見事です

 12:49 八雲ヶ原、先程の声は若い女性2人連れでした。ここからイン谷口まで何度も出逢って言葉を交わした♪

13:06 北比良峠からコヤマノ岳と武奈ヶ岳。旧比良ロッジ側は崩壊地があるので、湿原側から北比良峠に来ました

       武奈ヶ岳方向は青空がなくなったが、琵琶湖側の展望が素晴らしい・・・次郎坊山、釈迦が岳

                     神璽谷から、近江舞子の内湖、沖島、近江八幡

神璽谷の蟻地獄上部、少し足が見えているが、風がないので沢山の人が、琵琶湖を眺めながら休憩&昼食中です

13:20 北比良峠出発、男性2人に道を譲る。ダケ道の下山はあまり楽しみがない・・・と話し声、ベニドウダンの紅葉

         私もひたすら大山口を目指すことが多いが、春の花、秋の紅葉など、色々楽しみもある

                          馬の背の、リョウブとシロモジ

                               ベニドウダン

                           サラサドウダン、ミズナラ

                        堂満岳、日差しが弱くなり輝きがなくなる

13:58 カモシカ台、途中で先程の女性2人に抜かされた他は、大山口直前まで誰にも出会わなくてちょっと心細い^^;

14:34 大山口のアカガシワ、直前の下りで男性1人に抜かされ、山頂でもお会いしましたね・・・と声をかけて頂いた
2人の女性の声が聞こえている。登山道でも、ずっとお喋りに夢中みたいで楽しそうでした。1人はやはり寂しい^^;

14:50 イン谷口、2人の女性は江若バスの時刻表を見てから、JR比良駅の方に歩いて行かれた。駐車場に戻ると、
先程の男性が大型バイクで出発されるところだった。朝もこのバイクに乗った男性を見かけたので、今日同じ時刻に
出発して、武奈ヶ岳の山頂で出逢い、帰る時間も一緒だったことになります。彼は何処を歩かれたのだろう?
急に決めた武奈ヶ岳単独山行、無事下山できたことに感謝しながら、家路を急ぎました。家事が待っています(*^_^*)