秋田駒ヶ岳 2017年6月27日 ― 2017年06月27日
2日目の天気予報は☀お花畑と展望が素晴らしい秋田駒ヶ岳に決める。東北は6月のお天気が不順で花の開花が
10日以上遅れているそうだ。チングルマの群生で人気のムーミン谷は、ほとんどが雪の中らしい。当初は国見温泉
から登る予定だったが、駒ヶ岳八合目までバスで行って、花が見頃を迎えている阿弥陀池の周遊コースに変更した。
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阿弥陀池のチングルマと男女岳
今回の東北遠征で、一番見たかったヒナザクラ・・・雪融けの遅いのが幸いしてちょうど見頃を迎えていた
焼森のタカネスミレ・・・この花も開花が遅れていた
【コースタイム】 6/27(火) ☀ 爽やかな快晴のお天気で、気持ちの良い山歩きが出来た
八幡平ハイツ(ガイド車)7:30→アルパこまくさ(シャトルバス)9:27→9:52駒ヶ岳八合目10:20~11:10片倉岳展望台
~12:25阿弥陀池 阿弥陀小屋(昼食)13:00~13:23横岳~13:40焼森~14:45駒ヶ岳八合目(シャトルバス)
→15:05アルパこまくさ→15:30秋田田沢湖 山のはちみつ屋16:00→道の駅雫石あねっこ→18:00八幡平ハイツ
秋田駒ヶ岳に登るなら、田沢湖温泉か乳頭温泉で泊まるのが良いが、移動があるので雨でも登らないといけない^^;
八幡平温泉郷から、駒ヶ岳八合目まで、車とシャトルバスで2時間半かかるのを承知で、お天気の日を選びました。
6:45 朝食、7:30 ホテル出発、7:55 車窓に岩手山と八幡平が見える。周辺は牧草地と畑が広がる
いつもなら早出早帰りで、朝食は断り6時頃出発・・・今回のガイドさんは朝食を食べて良いと(*^_^*)
9:20 田沢湖高原 アルパこまくさの駐車場に到着、シャトルバスは往復で\1,240、9:27 ほぼ満席で出発する
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今日は素晴らしい晴天で、駐車場から鳥海山が見えた。雪模様がきれいな山容に感動する
9:52 駒ヶ岳八合目(1,310m)バス停に到着、女子トイレに並び、準備運動をして、10:20 出発する
今日は新道コースから阿弥陀池に行きます。山の斜面は春の装いで、新緑が眩しい
ムラサキヤシオ・・・初めて見ました
モミジカラマツの蕾
旧硫黄鉱山跡・・・翌日は、八幡平アスピーテラインから、松尾鉱山跡、鉄筋コンクリートのビルの廃墟も見た
ミネザクラ、ここは春爛漫、桜の季節です♪
イワカガミもいっぱい咲いている
オオカメノキ
オオバキスミレ・・・今日は3種の黄スミレを見られるそうなので楽しみです
一ヶ所だけ、小さな雪渓をトラバースしました
展望が開けて、乳頭山への縦走路と岩手山が見えてきた。右下は、駒ヶ岳八合目の駐車場
オオバスノキ・・・葉っぱが酸っぱいそうで、ガイドさんは度々食べておられた!
イワテハタザオ(イワハタザオ)
ノウゴウイチゴ
11:10 片倉岳展望台(1,456m) 男女岳の右側を廻りこんで、裏側に行く
手前から笹森山、湯森山、笊森山、乳頭山、右奥のシルエットが岩手山・・・乳頭山への縦走がお薦めらしい
ベニバナイチゴ
マルバシモツケの蕾
ミヤマダイコンソウ
白いイワカガミ
今日歩いた登山道で、白いイワカガミはここだけ
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田沢湖と、左の白い雲の中に鳥海山
田沢湖は水深が日本一(423,4m) 風がないので湖面が鏡のよう
右奥に森吉山
ニッコウキスゲの葉っぱ・・・花の時期には、各所でお花畑が見られるそうだ
満開のミネザクラと男女岳、ホンシャクナゲの蕾とコヨウラクツツジもある
コヨウラクツツジの、ちっちゃな花
イワカガミ、普段見るより花の背丈が低い
廻りこむと木道になり、秋田駒ヶ岳の主峰、男岳(1,623m)が見えた
早速、チングルマのお花畑(^^♪ 後方は男女岳
キバナノコマノツメ・・・2つ目の黄スミレ発見
ミヤマキンバイと、男岳から横岳に続く馬の背
チングルマのお花畑の向こうに、阿弥陀池と阿弥陀小屋
咲いたばかりで真っ白い花びらがきれいなチングルマ、蕾もいっぱいある
小石の上に白いヒナザクラ、こんもりした所にチングルマとガンコウラン、黄色はミヤマキンバイ・・・写真では無理^^;
イワウメ
ヒナザクラと男女岳
ヒナザクラは、少し水が流れる小石の上に咲いている
花の時期が遅れて、ヒナザクラが見頃だったのは、本当にラッキーだった(*^_^*)
12:25 、阿弥陀池避難小屋(1,530m)の前で昼食、平日にしては登山者は多いが、意外に静かです。 阿弥陀池と男岳
男女岳(女目岳 おなめだけ 1,637m)・・・片倉岳の肩に隆起した若い寄生火山で、秋田駒ヶ岳の最高峰
男女岳は30分で登れるが、ムーミン谷に行くなら時間が足りなくなるので諦める
阿弥陀小屋から岩手山、ミヤマキンバイが小屋の前に群生
ミヤマキンバイ・・・鮮やかな黄色い花
13:00 横岳からムーミン谷の残雪の様子を見ることにして出発、タヌキラン
ハリブキ・・・茎にとげがいっぱいある
ミドリユキザサの蕾
10分で稜線に出ると、男女岳と阿弥陀池がきれいに見える
左には、主峰の男岳と馬の背
火口丘の女岳(1,512m)と小岳、火口原・花の馬場の小路は、通称ムーミン谷と呼ばれ、チングルマのお花畑になる
雪渓の傍に木道があり、例年なら花の時期を迎えている筈が、今年はほとんどが、まだ雪の下で花は来週あたり?
小岳(1,409m)の左に、ムーミン谷の木道が続いている。左の大焼け砂にコマクサが咲くと、斜面はピンク色に染まる
上の尾根は横長根と呼ばれ、岩手県側の国見温泉口から登ると、この尾根を通って阿弥陀池まで、2時間半かかる
尾根道から田沢湖(左)と阿弥陀池
男女岳、新緑と雪渓の白がきれい!
尾根道の足元のちいさな花、イワカガミ、マイヅルソウ、ミヤマキンバイ
13:23 横岳(1,583mm) ムーミン谷の花はないと見て、大焼け砂に下らず、焼森のタカネスミレを見に行く事に決める
焼森は直ぐそこなので、男女岳に登ってからでも良かったかも?とちょっと後悔^^;
コケモモの蕾とガンコウランの葉・・・どちらも実が美味しい
コマクサが一つだけ咲いていた
13:40 焼森(1,551m) 広々とした台地と向こうに岩手山
早池峰山も遠望・・・今日は本当に良いお天気
イワブクロの葉っぱ
焼森から下る斜面には、タカネスミレが一面に咲いている
タカネスミレ・・・今日3つ目の黄スミレで、葉っぱに光沢がある
タカネスミレの群生は、凄かった!
ミヤマダイコンソウ・・・焼森からは、火山礫の下りが続く
14:00 ベンチがあったので休憩、ここから石畳の道を下る
コバイケイソウの蕾、今年は不作の様だ
残雪があり、シラネアオイが咲き始め
赤倉沢の源流部、ちいさな沢を渡る。少し前まで雪があったみたいです
登り返しの斜面に、濃いピンクのショウジョウバカマ
シラネアオイの蕾
サンカヨウも咲き始め
ハリブキの花
焼森コースはシャクナゲ通りとも呼ばれ、ホンシャクナゲが多い
ハクサンチドリ
14:45 新道コースに合流し、駒ヶ岳八合目に到着する。ちょうどシャトルバスが出発する所で、助手席に乗せて貰った
15:05 アルパこまくさ着、時間が早いので、秋田田沢湖 山のはちみつ屋に寄り、はちみつソフトを食べた
18:00 八幡平ハイツ着、温泉に入り、19:00 夕食 生ビールで乾杯!今夜は皆元気で、お料理も美味しい
岩手県産牛ロースと八幡平杜仲茶ポークのせいろ蒸し
今日は楽々登山で、お花がいっぱい見られて、展望も抜群(*^_^*) 明日は早池峰山なので、気を引き締めて就寝☆
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