イタリア大周遊(4) フィレンツェ 2018年5月17日 ― 2018年05月17日
4日目は、午前はフィレンツェ、午後はピサを観光し、フィレンツェのホテルに連泊です。レポートは2部構成にします。
午前は、ウフィッツィ美術館を見学してから、フィレンツェの旧市街を散策、たくさんの名画を見られるのが楽しみ~♪
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今日は2枚・・・サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(花の聖母教会) ファサード
サン・ジョヴァンニ洗礼堂、クーボラ、ジョットの鐘楼
【行程】 木曜日 ☀のち☁ 午前中は爽やかな晴天に恵まれた。夕方ピサで一時小雨、傘は要らない程度
6:15 起床 7:00 朝食 8:00 ホテル出発(バス)→8:30サン・ニッコロ堰前で下車~8:40革製品の店で買い物9:20~
9:35ウフィッツイ美術館10:00~美術館見学~11:45~旧市街散策~12:30昼食・中華料理13:15~14:05(バス)→
14:15ミケランジェロ広場(展望)14:30→16:10ピサ駐車場~ピサ観光~18:00レストランで夕食19:00~19:20ピサ(P)→
8:30フィレンツェホテル ニル連泊(10:30就寝)
朝は毎日モーニングコールで目覚める。バスの出発まで時間がゆっくりあるのでのんびりできてうれしい(*^_^*)
8:00 出発、ホテルの前は紅白のバラが満開で、オリーブも花を付けている。旧市街からは少し離れるが静かです。

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8:30 サン・ニッコロ堰 アルノ川の横の道でバスを降りる
8:40~9:20 革製品の店でお買い物 その後現地ガイドさんと合流して細い路地の旧市街を歩く

シニョりーア広場 中央にコジモ一世の騎馬像があり、沢山の彫像も並んでいる。近くにマーブル紙のお店を発見♪

9:35 ウフィッツイ美術館に到着、団体予約でスムーズに入場できたが、セキュリティチェックがあり、時間がかかる!
建物は1560年に、メディチ家のコジモ一世により、建築家のヴァザーリが、トスカーナ大公国の行政事務所
(ウフィッツイ)として建てた。1765年、公式に美術館として開館、約4,800点を所蔵し、約2,000点を公開している

10:00 大きな階段を上がり、3階の展示室に行く。第一廊下・・・廊下の横に展示室が並んでいる

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第一廊下天井の絵画
ここでは2グループ、18人に分かれて現地ガイドさんの説明を聞きます。日本人ガイドさんの機転で、初めの部屋が
混んでいたので、少しだけ飛ばされました。そのおかげで、見たい絵をゆっくり観賞出来たので良かったです(*^_^*)
中世の聖母像3点・・・チマブーエの「荘厳の聖母 マエスタ」

ジョットの「荘厳の聖母」
リッピの「聖母子と二人の天使」

「七元徳」・・・左端がボッティチェリが25歳の時に書いた「剛毅」

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ボッティチェリの「春(プリマヴェーラ)」
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」
ボッティチェリの「マニフィカトの聖母」
ボッティチェリの「ザクロの聖母」
ボッティチェリの「パラスとケンタウロス」 ※掲載しないが晩年の作品「誹謗」は、痩せこけた人物群で意外だった

八角形の形をした第18室「トリブーナ、メディチ家の秀作コレクション」
立ち入り禁止なので、入口から覗いただけですが、素敵な部屋です
第二廊下から、アルノ川の向こうに小高い丘、ミケランジェロ広場が見える

第二廊下の天井、金色に6つのボールは、メディチ家の紋章です

ウフィッツイ広場、ヴェッキオ宮とクーボラ

アルノ川とヴェッキオ橋

メディチ家最後の大公の姉アンナの肖像画、すべての美術品を、永久にフィレンツェから持ち出さないと言う約束で
トスカーナ大公国に寄贈、彼女のお蔭で美術品が残る。下の扉は、ヴァザーリの回廊の入口で ピッティ宮に続く。

第三廊下、各廊下にも彫像と肖像画がいっぱい展示されている

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ミケランジェロの「聖家族」
テラスに出ると、のんびりカフェタイムや休憩されている人がいる

美術館の隣がヴェッキオ宮

新展示室が出来ていて移動・・・狭い廊下に展示されていたヴィーナスの像

ブロンズィーノの「エレオノーラ・ディ・トレドと息子ジョヴァンニ」・・・コジモ一世の妻と息子

ブロンズィーノの「ビア・ディ・メディチの肖像」・・・コジモ一世の娘 ※上とこの肖像画は、私のお気に入りです

ブロンズィーノの「コジモ・ディ・メディチの肖像」

ラファエロの「ヒワ鳥の聖母」

ラファエロの「自画像」・・・カタログには作者は推定とある
師匠ヴェロッキオと弟子レオナルド・ダ・ヴィンチの「キリストの洗礼」

レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたとされる2人の天使・・・小学生の頃に画集を見て感動したのを記憶している

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レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」
修復作業が終わり、明るい色調と細部の明白さが復元され、より明快な遠近感が取り戻された
これも画集で見ていたが、色彩の鮮やかさに驚く。運良く場内が空いていたのでゆっくり観賞することが出来た
ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」
カラヴァッジオの「メドゥーサの頭部」 ※私は、カラヴァッジオが好きではありません^^;

カラヴァッジオの「バッカス」

1階のショップで、日本語のカタログを29ユーロで買う・・・重たくて持って歩くのが大変でした

11:45 美術館を出てヴェッキオ橋まで歩く。1345年に再建されたフィレンツェ最古の橋で、2階はヴァザーリの回廊
ヴェッキオ橋の中央、貴金属細工の父と呼ばれるチェッリーニの像、柵に付けてある南京錠は永遠の愛の鍵

橋からの眺望・・・青空と白い雲がきれい

橋の中央には、貴金属店が並んでいる

シニョリーア広場に戻る。ヴェッキオ宮は、14世紀の建造で現在は市庁舎、16世紀にはコジモ一世の居城だった
馬車やセグウェイで観光する人がいる。シニョーリア広場から、楽しみにしているドゥオモに向かう

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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(花の聖母教会)・・・突然目の前に現れた!
ドゥオモは、13世紀に着工後、完成までに600年を要した。最初のファサード(正面装飾)は未完成のまま取り壊された
1887年、イタリア統一のシンボルカラー、赤・白・緑の大理石で再建された・・・下から見上げる
現在のファサードは、エミリオ・デ・ファブリスの設計による
18~19世紀のネオ・ゴシック様式
聖母子と十二使徒
少し離れて、ファサード全体が写せた
現地ガイドさんお薦めの写真スポット・・・サン・ジョヴァンニ洗礼堂、クーボラ、ジョットの鐘楼
ジョットの鐘楼の見晴らし台に人がいる。鐘楼は、84,7mのゴシック様式で、414段の階段を上がると見晴らし台
後方に八角形のクーボラ、石積み建築のドームとしては世界最大、クーボラも上がれるので人が見える
ドゥオモは外部からの見学だけで、入場する時間はなかった。サン・ジョヴァンニ洗礼堂の天国の門(レプリカ)

アーケードのお洒落な道を歩いて・・・12:30 中華料理の昼食、折角だからイタリアの好きな料理を食べたい~

13:20 3回目のシニョリーア広場、添乗員さんから20分の自由時間を貰う約束だったのにキャンセル!
参加者のたっての希望で10分だけ自由時間を貰う。私は、朝に見つけたマーブル紙のお店に走る。

主人へのお土産なので、ゆっくり探したいが時間がない^^; 好きな緑の手帳があったので買った(*^_^*)

すぐ横のお店でジェラートを買って食べた人もいる

テイクアウトで、広場で食べられたら楽しかっただろうなあ

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集合したら足早にバスへ戻る。朝も見たサンタ・クローチェ教会、ミケランジェロ・ガリレオ・ロッシーニなどを埋葬
14:15 少しだけバスに乗り、ミケランジェロ広場に行く。美しいフィレンツェの街が一望できる
ドゥオモのクーボラとジョットの鐘楼
サンタ・クローチェ教会、ファサードは白だったが建物本体は茶色
ウフィッツイ美術館の展示は本当に素晴らしかった。私が今までに経験したことがない感動を覚えました\(^o^)/
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