武奈ヶ岳 2019年5月22日2019年05月22日

釈迦岳に花巡りの予定でしたが、友人の情報では花が少ないそうです。妹の休みと晴天が重なったので思い切って
武奈ヶ岳に登る事にしました。JRで京都へ帰る妹の乗車時刻から逆算して、イン谷口の下山予定は15時です。
☆青ガレの上にある堰堤より上の急登・・・左側斜面からの土砂崩れが、4月に登った時よりひどくなっていました!

                         イブルキのコバ分岐から武奈ヶ岳

【行程】 ☀ 爽やかな五月晴れ 妹 合計2人
イン谷口バス停(P)7:40~8:10大山口~8:45青ガレ~9:25金糞峠(休憩)9:40~9:55神林新道入口~10:50コヤマノ岳
~11:20武奈ヶ岳(昼食)11:45~12:05パノラマコース分岐~12:45八雲ヶ原~13:05北比良峠(休憩)13:15
~14:10かもしか台~14:50大山口~15:05イン谷口

7:40 平日なのでイン谷口バス停横の空き地に駐車、舗装道路の横にフジとタニウツギ、トイレ前の空き地もガラガラ

    8:10 大山口、タニウツギが満開です。朝は気温が低くて夏に比べたら楽ですが、直射日光は結構暑い!

             正面谷に入ると、木漏れ日の中の道で、堰堤からは涼しい風が吹いてくる(^^♪

   8:45 青ガレ、一昨日の雨で水かさが少し増している。トイレ前から男女のカップルと抜きつ抜かれつで来た

 大岩の登りを過ぎると、木の花がきれいです。ガマズミ・・・時間制限があるので撮影タイムは短縮してブレブレ^^;

                          アオダモの花は涼しげで良いです

                               コアジサイの蕾

数年前、大きな岩にもう一つ大きな岩が落ちてきた所があります。その少し上で左斜面から岩と土砂が崩れています

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
落石、土砂崩れの場所を振り返って写しました。4月に来た時も崩れていたが、その上に覆いかぶさった感じです?

9:25 金糞峠、風がないのでのんびり休憩する。若い男性2人組が話しかけてきて、1人は今日が初登山だそうです。
装備はバッチリなので言ったら買い揃えたそうです(*^_^*) ダブルストックの男性は妹の身軽な登りに賞賛の言葉!
単独で大きなザックを担いだ若い男性や、背負子に段ボール箱を乗せ、大きな三脚を担いだ年配の男性など様々、
皆さんと、この後巡り合う事になり、平日の山歩きは面白いです(^^♪ 今日初めての休憩は水無月を頂く

お地蔵様の近くで1本だけ咲いていたサラサドウダン、堂満岳に行く道のシロヤシオは落花していて、花数も少ない

  八雲ヶ原の分岐、青ガレまで一緒だったカップルは奥ノ深谷から八雲ヶ原経由、パノラマコースを歩いたそうで
  コヤマノ岳の分岐で再会・・・奥ノ深谷の橋が、上流から流れてきた木の枝で傷んでいて大変だったと話された

私達は、奥ノ深谷を少し下り、中峠に登るヨキトウゲ谷を遡る。写真の右折の赤矢印で橋を渡って上林四つ辻に行く

                杉林の下にナツトウダイ、一昨日の雨で足元はグジュグジュです

 芦生杉の林を少し登ると神林新道の四つ辻、左折してコヤマノ岳への急坂を登る。そよ風が吹いて急登も楽です

                大きな芦生杉の林の急登が終わると、心地よいブナ林の登り(^^♪

                         チゴユリ・・・ちいさな花は見過ごせない

                  何本にも枝分かれした大きなブナ・・・バナナを食べて充電

             中峠の分岐からコヤマノクラウン、金糞峠からここまで誰にも逢わなかった!

                     コヤマノクラウンは今年も元気に葉を茂らせている

                  10:50 コヤマノ岳から琵琶湖、青空にすじ雲がきれいです

 コヤマノ岳のブナ林を下り、パノラマコース分岐の写真を写していると、青ガレまで一緒だったカップルが現れた!

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
     登山道の様子を聞いた後、2人は先に登って行かれた。武奈ヶ岳の山頂には5~6人の人影が見える

ウスギヨウラクを写していたら、今度は大きなザックの若い男性が現れ、花の名前を尋ねられた。山頂迄一緒に登る

 彼は金糞峠から中峠経由で、コヤマノ岳へ・・・ヨキトウゲ谷は荒れていて気を使ったそうです。レンゲツツジの蕾

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
               口ノ深谷と西南稜の新緑が美しい・・・つい立ち止まって眺めてしまう

    11:20 武奈ヶ岳(1,214m)、帰宅後に調べたら3年連続で秋に登っていて、新緑の時期は久しぶりでした!

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
                  時計回りで360度の展望・・・北、釣瓶岳と後方に蛇谷ヶ峰

    北東・・・左からリトル比良の岩阿沙利山、ヤケ山、ヤケオ山、釈迦岳、カラ岳、後方に琵琶湖と伊吹山

 東・・・釈迦岳の後方に琵琶湖に浮かぶ沖島、鈴鹿山系の山々は墨絵の様、中央の禿は八雲ヶ原の旧スキー場

         南・・・コヤマノ岳、シャクシコバノ頭、南比良の山並みの奥に蓬莱山、右下の谷は口ノ深谷

 南西・・・武奈ヶ岳西南稜の奥に、京都北山の皆子山、峰床山、後方に愛宕山、左後方に京都市街地が見えた!

                 西・・・峰床山、白倉岳、後方に幾重にも京都の山々が見える

                   ぼんやり見える双耳峰・・・妹が青葉山と言っていたが?

  北西・・・白倉岳 ※山頂標識付近は虫が多い。弱い西風が吹いていて北山を眺めながらお昼ご飯を食べる

                            白倉岳の後方に百里ヶ岳

   遠景は霞んでいるが、近くの山々は緑がきれいで立体的に見えた・・・釈迦岳、琵琶湖、沖島、鈴鹿山系

 11:45 出発、金糞峠で出逢った3組がそれぞれ違う道から登って武奈ヶ岳で一緒に昼食を食べたことになる(*^_^*)
 西南稜から登って来た8人位の若者のグループは服装がお洒落で本から飛び出した感じ!花柄のスパッツにも!

            12:05 パノラマコースから下山する。コヤマノ岳のすらっとしたブナ林も好きです

                      倒れたウリハダカエデが花を咲かせている!

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
                       蕾から咲き始めたばかりのウリハダカエデ

                 旧スキー場の上部、開けた場所に出た・・・リトル比良と琵琶湖

         釈迦岳、ヤケオ山・・・鮮やかな緑とブルーの琵琶湖につい何度もシャッターを押す

                     蛇谷ヶ峰の後方に連休に歩いた赤坂山が見える

              スキー場跡のパノラマコースは、年々歩きやすくなっているように感じる

                         12:45 八雲ヶ原、水草はジュンサイ?

                          岸辺にモウセンゴケの赤ちゃん

              北比良峠手前のベニドウダン、日当たりの良い場所で1本だけ咲いている

13:05 北比良峠からコヤマノ岳と武奈ヶ岳、爽やかで気持ちが良いのでゆっくりしたいが10分休憩、ミカンが美味しい

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
     今日は空気が澄んでいて近景の緑が浮き出てきれいです。琵琶湖も穏やかで空の青を映している

         本当は登るはずだった釈迦岳・・・サラサドウダン、ベニドウダンが早く咲いてほしいな~♡

                        13:15 出発、ツボスミレ(ニョイスミレ)

                       咲き残りのイワカガミ・・・ほとんどが落花

                          馬の背のすぐ先のベニドウダン

                           背が高いので望遠で写す

                       サラサドウダンは1本だけ咲いていた

                             シロヤシオもこれだけ

ダケ道を整備してくださっている男性に逢う。今日は女性と2人でした。歩く度に道がきれいになっていて感謝の一言

 14:10かもしか台~14:50大山口~15:05イン谷口・・・今日はダケ道も涼しくて快適に下れて予定時刻もクリアー、
 下山中に、ダブルストックの男性と背負子の男性にも出逢った。これで初登山の2人組み以外は全員再会です。