三上山 2020年3月7日2020年03月07日

3月1日は比叡山の本坂を往復、7日は野洲市の三上山を周回、晴れの日に主人と2人で、のんびり山歩きです(^^♪

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
     【コース】 御上神社駐車場~三上山表登山道~三上山~三上山裏登山道~御上神社駐車場 ☀

滋賀県野洲市にある三上山は、標高432mで、なだらかな稜線を描く美しい姿から、近江富士と呼ばれています。
この山を7巻半した「大ムカデ」を武将「俵藤太」が弓矢で退治したという伝説が残っており「ムカデ山」の別名もある。
山頂までの登山道は、御上神社側から表登山道と裏登山道の2ルート、近江富士花緑公園側から1ルートがある。

  9:00 自宅を出発、9:50 国道8号線沿いの御上神社駐車場(70台)に車を置かせてもらう。公衆トイレがあります

   10:05 国道を渡り、児童公園横の三上山登山道の案内板を確認して畦道を行く。三上山がきれいに見える

          畦道を左に曲がり、民家の間の道を少し行くと・・・ ※帰り道に写した画像を使いました

三上山登山道の標識、手前が裏登山道で、直ぐ奥が表登山道の入口・・・主人は初めて、私は2回目の三上山です

今日も岩場のある表登山道を登りに使います。標識に従って住宅地の階段を登り、イノシシ除けの柵から入山する

 照葉樹林の下に整備された石の階段を登って行く。案内板に書かれた「魚釣岩」・・・今回も見るのを忘れました(^^;

            10:20 立派な階段を登ると、妙見堂跡の広場に出る。土曜日なのに人は少ない

            中段の道北回りと山頂の分岐、三上山の中腹を一周する中段の道があります

                二越分岐、20mとあるのにここも行かず・・・展望台があるそうです

                   10:40 割岩まで20mの標識、上で表登山道と合流できる

            狭いのでザックを置いて出発・・・前回は「割岩、肥満度確認可能」の看板があった

               上の方は本当に狭いのでザックは無理かも・・・通過後に上から写す

                     割岩の標識・・・下まで戻りザックを回収しました

                   この後、案内板に「姥の懐」と書かれている岩場が続く

                立派な手すりが付けられた所もある。少しずつ人が多くなってきた

         ヒトツバ (単葉シダ)・・・岩場にいっぱいあったので、カメラに撮って帰宅後に調べました

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
             一ヶ所視界が開けていて、野洲川の河口の奥に、白い蓬莱山が見える

広い野洲川に掛かる鉄橋は、8号線、新幹線、東海道線、草津の市街地の奥に琵琶湖と比叡山・・・いい眺めです♪

              急斜面の岩場が続く・・・足場があり滑らないので気持ちよく登れます

             層状チャート・・・非常に硬い岩石です。これは褶曲しているのが面白くて撮影

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
     11:15 広い展望台に到着、比叡山(右)と音羽山(中)の間に、小塩山とポンポン山がうっすら見える

 左から金勝アルプス、湖南アルプス、千頭岳、音羽山、暖かくて気持ちが良いので、おにぎりを食べて休憩にする

   2月に歩いた金勝アルプス、右奥の三角の山が鶏冠山、手前が栗東トレセン、左に竜王山、金勝山と続く

            11:45 出発、直ぐ上に磐座(いわくら)がある。後方の日の丸は山麓からも見える

                         磐座の後方に、鳥居と3つの祠がある

                        御上神社の奥宮・・・祭神は天之御影神

 11:50 奥宮の裏手が三上山山頂 、展望はなく数台のベンチがあり、ここから近江富士花緑公園への道が続く
 良いお天気なので、家族連れ、ご夫婦、グループなど、皆さんそれぞれに、山歩きを楽しんでおられます(^^♪

              2017年12月に来た時と、山頂標識が変わっていて素敵・・・標高は432m

                 日向は暖かいが、日陰は5℃、※今朝の大津の気温は0℃でした

               寒いので直ぐに奥宮に戻り、分岐標識を左へ行き、裏登山道を下る

少し下り苔が谷に到着、三上山を西側より眺めると山頂付近が割れて見える。この辺りが割れ目に位置するとの事

                    登り返すと、もう一つのピークの東竜王の祠と鳥居

            裏登山道も結構な急坂ですが、小学生達は元気いっぱい楽しそうに登ってきます

大きな一枚岩の横を巻く。木の根っこが岩の上を這い、その生命力に感心する。主人は地衣類の写真に夢中です

 12:28 六角形のコンクリートがある打越の分岐、左は中段の道で、右が裏登山道、ヒノキやアカマツの樹林を下る

           鉄板で囲われた大きな砂防ダムがあった。分岐があり右に行くと表登山道に通じる

              12:43 三上山裏登山道の入口に到着、ここにもイノシシ除けの柵がある

                  ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
 入口の横が天保義民碑と保民祠がある広場、駐車場もあり数台が止められる。寒暖計の気温は11℃で快適です

   保民祠・・・天保一揆の犠牲者を顕彰し、明治26年に建てられた。旧祠は損壊し平成4年に新築されている

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
            行きに通った畦道から、三上山(左)と女山(右)、朝よりもくっきり見えて綺麗です

  12:55 御上神社の駐車場に到着、御上神社にお参りする・・・建物の詳細は御上神社のホームページより抜粋

  楼門 (重文)・・・二階建ての門だが、腰組で廻縁を支え屋根は一重、康安五年(一三六五年)頃に建てられた

                               楼門の随身像

                               楼門の随身像

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
本殿 (国宝) ・・・祭神は天之御影命(あめのみかげのみこと)、建立年代は不明だが、鎌倉時代後期の建立とされる

     拝殿 (重文) ・・・旧本殿の部材を再利用して建立されたものと云われている。背後に三上山が見える

                         楼門が気に入ってもう一度撮影

13:15 御上神社を出発、堅田のスーパーで買い物をして、午後の2時半に帰宅、道は往復とも空いていて良かった。
夕食は、主人が好きな長崎産の針イカと、旬を先取りした徳島産の筍ご飯(*^_^*) 晴れ間を有効に使えました♪