秋田の旅(4)森吉山後半 2024年7月5日 ― 2024年07月06日
森吉山 (もりよしざん) は標高1,454m、秋田県中央に聳えるアスピーデ・トロイデの複式火山で、標高1,000m以上の
外輪山数座に囲まれた独立峰です。向岳 (1,454m) が山頂で。外輪山が一ノ越、前岳、石森、カンバ森、ヒバクラ岳
【コースタイム】 7/5(金) ☁のち☀ ※秋田内陸線は1日乗車券 \2,000 タクシーは片道 \2,000 ゴンドラは \1,800
角館駅(秋田内陸線 快速)6:33→7:48阿仁合駅8:20(森吉山周遊タクシー)→8:40阿仁スキー場8:50(ゴンドラ)
→9:05ゴンドラ山頂駅9:20~10:10石森~10:40阿仁避難小屋~11:25稚児平~11:35森吉山~稚児平(昼食)
~12:35阿仁避難小屋~13:00石森~13:35ゴンドラ山頂駅→14:00阿仁スキー場14:30(森吉山周遊タクシー)
14:50阿仁合駅(休憩)15:32(秋田内陸線 急行もりよし3号)→16:41角館駅 ホテルフォルクローロ角館3連泊
11:40 山頂を後にすると風はなくなり、稚児平までのんびり下ります

11:50 稚児平のベンチで昼食、石森で抜かされた男性2人女性1人のグループがガスバーナーで調理中、
コッフェルには具だくさんのお味噌汁が出来上がっているようで美味しそうです。お喋りなどしてのんびり

12:10 出発、登って来られる登山者に次々出会います。チングルマの奥にニッコウキスゲのお花畑が見える

この辺りまでガスが濃かったが、下るほどに少しずつ明るくなっていった

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ガクウラジロヨウラクの木がいっぱいあり、ニッコウキスゲより背が低い
キンコウカの群落まで来ると一番下の花が咲き始めている。すれ違ったガイドさんは余りに早い開花にびっくり!
10数人のグループだが、大きなカメラを持たれた男性が慌てて写されている。ツアーだと花を写すのも大変です
ハクサンボウフウ、この先ハイカーと出会うことはなく、また静かな山歩きが出来ました

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一番花が咲いたばかりのニッコウキスゲが美しい~☆
登りの時は見えなかったが、道の横にオオシラビソがいっぱい、足元にはイワイチョウの白い花

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奥まで続くニッコウキスゲ街道、ハクサンボウフウの白い花もいっぱい、両側はチシマザサ、ナナカマド、ミネカエデ
手の届く所でこんなにいっぱい咲いているのが嬉しい(^^♪
12:35 阿仁避難小屋、雪深い山なので2階の入口に昇る梯子がかかっている

行きにも写したが、小屋の前にある大きなタニウツギが綺麗に花を咲かせている

行きは気づかなかったが、直ぐ下に熊除けの鐘があり、何度か鳴らす。ここは熊鈴が必携です

12:45 日が差してきた!こんなに明るい登山道だったんだ

ゴゼンタチバナは、葉が6枚のものが花を付け、4枚の茎は花を付けない

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たおやかな山容の森吉山を実感する風景、ずっと続く木道とオオシラビソの樹林
朝は見えなかった池塘とオオシラビソの森、妹が左に行く木道へ寄り道したら、そこにも池塘があったそうです
ダケカンバとニッコウキスゲ、ハクサンボウフウ

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帰り道もニッコウキスゲの写真ばかり
森吉山の登山道は水はけが良いのか、雨の後でも水溜りがなくて歩きやすい
朝イワイチョウを写した湿原に到着、終盤だがイワカガミも咲いている

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湿原にいっぱい、ヤチカワズスゲ
オオシラビソ (アオモリトドマツ) 、ミネカエデ、ナナカマドの樹林帯、足元にマイヅルソウ

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13:00 石森分岐、右に行くと森吉神社から一の越
ニッコウキスゲの下にイワイチョウのハート型の葉っぱがびっしり

ガクウラジロヨウラクはこの辺でお終い

ニッコウキスゲともお別れ、いっぱい咲いててくれてありがとう~☆

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タカネアオヤギソウはこの辺りから下にいっぱい咲いている(妹の写真)
ミヤマホツツジ、蕾ばかりの中で1輪だけ咲いている
花柱が太く上に曲がっているのがミヤマホツツジで、ホツツジは細くて真っすぐ
石森からは、灌木の中の道をどんどん下る

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行きにも写した、マイヅルソウ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナのコラボ、明るくなったのでピントが合いやすい
咲き始めのゴゼンタチバナの苞は緑色
ツマトリソウ、1本の茎に1個の花が付くが稀に2個、花びらは6~8枚
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コバイケイソウ、他の場所では終盤で、この花だけが蕾もあって瑞々しい
画像を拡大すると、花柱は3個、雄しべは6個、中央の大きな総状花序には両性花、下部の枝には雄花がつく
タカネアオヤギソウは風に揺れてピントが合わない
花の色が青、葉の状態が柳に似ていることからアオヤギソウ、拡大すると黄緑色の可愛い花
クモマニガナ、ゴンドラ山頂駅より下の道に大群生があるらしい

13:35 ゴンドラ山頂駅に到着、ゴンドラは6人乗り、スキー客がメインなのか空いていた

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窓が開けられるので涼しい。風に揺れるブナは凄い数の実を付けていて、今年は大豊作の様です
髙い支柱のゴンドラから、ホウノキを見下ろす。花を付けている枝は少ない

スキー場のゲレンデを見下ろす。20分の乗車中、飽きる事のない風景が楽しめた(^^♪ 遠望が無いのが少し残念

14:00 山麓駅、レインスーツとスパッツを片付ける。妹は靴も洗っていた。14:30 森吉山周遊タクシーで阿仁合駅へ

14:50 阿仁合駅に到着、こぐま亭で、濃厚ソフトクリーム、フェリーナ、美味しい(^^♪ ※上の写真は朝に写したもの

15:20 秋田内陸線は単線なので駅で列車が離合します。朝の若い駅員さんが赤い旗を持ってホームに向かう

阿仁合駅の三角屋根の駅舎、右下に「しあわせの鐘」がある

阿仁合駅には秋田内陸縦貫鉄道の本社と車両基地がある。先着した鷹巣(たかのす)行きの電車

私たちが乗る「急行もりよし3号」が来た。右にラッセル車が見える

15:32 急行もりよし3号で出発、女性による生放送の観光案内と車内販売があった。一日乗車券だと急行券は不要

秋田マタギ号が見えた。観光車両の一つで土曜日に運行されているようだ

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窓側に路線図が書かれた小さなテーブルがあり、読み方が面白い。ローカル線の駅名を見ながらの楽しい旅
大又川橋梁は、笑内(おかしない)駅と萱草(かやくさ)駅間にかかるトラス鉄橋・・・徐行運転で絶景が楽しめる

下流側は工事中でした

大又川橋梁を振り返る

十二段トンネル、北秋田市と仙北市の境にあり全長は5,697m、トンネル内は直線で両方の入口が見える場所がある

阿仁マタギ駅近くの休耕田で「かかしコンテスト」

上桧木内駅ホームから、田んぼアートの「紙風船ワクワクの夜」、秋田犬と熊が紙風船で遊んでいる

対向の列車は2両編成で今日初めて見た

角館駅と羽後太田駅の間に、「クレヨンしんちゃん」、草丈が伸びない今の時期が綺麗に見えるそうだ

16:41 角館駅に到着、仙北市観光情報センターで角館ガイドマップを貰う。夕食のお食事処の場所も教えて貰った
18:20 20分ほど歩いて「土間人」で夕食、2組のグループが居られて賑やかで楽しそう(^^♪ 片方は外国の方だった

田沢湖にある2つの地ビール生産者の一つ、角館ビールを頂く。お通しは山菜みずの和え物で美味しい

ハーフサラダを2種類オーダーしたら山盛りでびっくり、お腹がいっぱいになりました(*^_^*)

安藤さんちの味噌焼きピザ、カリカリの和風ピザでメチャ美味しかった

今日は雨にも会わず、森吉山登山と秋田内陸線の旅が楽しめてラッキー♪明日はお天気によって行き先を決めよう
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