釧路湿原カヌーと展望台 2017年5月30日2017年05月30日

今日は、朝の釧路湿原カヌーツアーに参加した後、釧路湿原を一周する道をドライブします。途中何か所も展望台が
あるので立ち寄り、最後は釧路市丹頂鶴自然公園へ、4月下旬に生まれたタンチョウのヒナに会いに行きます(*^_^*)

【行程】 5/30(火) ☀ 爽やかな晴天が続く
ホテル7:40→8:18JR釧網線 細岡駅集合8:30→9:00塘路湖9:20(カヌー)→細岡カヌーポート11:00→11:40細岡展望台
→12:05細岡ビジターズラウンジ(昼食)12:35→13:00コッタロ湿原展望台入口(展望台まで徒歩で往復)13:30
→14:00温根内ビジターセンター(木道)15:10→15:35釧路市丹頂鶴自然公園16:00→17:00回転寿司→18:45ホテル

8:30にJR細岡駅に集合、早く着いたので駅のホームに行ってみる。時刻表を見たら往復で14本の列車が走っている
ガイドさんの車で、カヌー出発地点の塘路湖へ移動します。朝は曇っていたが、塘路湖に着く頃には晴れてきた(^^♪

今日の参加者は3人でガイドさんが2人、オレンジ色のカナディアンカヌー2艇を、軽々と駐車場から塘路湖へ移動!
最初にパドルの扱い方を教わり、立たない、振り向かない、仰ぎ見ない事などの注意を受ける。ひっくり返ります。

漕ぎ出すと塘路湖はとても広い湖で、左に見えるエコミュージアムセンターの奥から、直ぐにアレキナイ川に出ます
今朝は気温が低くて寒いくらいだが、風がないし、これから太陽の日差しを浴びて暖かくなるよと、ガイドさんのお話

                   ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
塘路湖からアレキナイ川に入ると直ぐ、JR釧網本線の鉄橋を潜る。いよいよ釧路湿原カヌーの始まりでワクワクする

私たちのカヌーは大きくて3人でも余裕・・私は右、友人は左にパドルを漕ぐと、スイスイ進む。広々して気持ちが良い

      2014年、SL冬の湿原号に乗って、釧路駅から標茶駅まで、冬の釧路湿原の展望を楽しみました

                    鉄橋を渡った時に写した川が多分アレキナイ川です

泥炭層の土壌はもろいので、雨などで直ぐに崩れて、ハンノキがいっぱい倒れている。アオサギのつがいが飛んだ

アレキナイ川は川幅の狭い所が多く、カーブする時は枝に注意して、横に避けず、必ず潜る様にする。転覆するから

             両側から新緑の木々が迫り、とても綺麗です。川面は新緑の緑を映している

   左にJR釧網本線の軌道が見えて、右に大きく蛇行する所で、右後方から流れてくる釧路川本流と合流する

   釧路川本流を下る。思ったより流れがあって、土手や木の枝の周囲には、小さな渦がいくつも出来ている

今は私たちの2艇だけで、とっても静か~カッコウ、アオジの鳴き声が聞こえる。もう1艇のガイドさんに写してもらった

          右の釧路湿原側は、芽吹いたばかりのヤチハンノキの木立、スゲの緑が濃いです

    ヤナギの新緑が眩いです。今年は花が少なかったそうで、例年なら川面に白い綿毛が流れているとの事

        素晴らしい青空と、穏やかな川面、言葉は必要なくて、この風景に吸い込まれていきそう~

   ガイドさんの説明で、オジロワシの巣がある所に目を向ける。葉が茂る前なので直ぐに見つかりました♪

巣の所から左に大きくカーブする所で、一番前に座っていた私が歓声を上げる!ハンノキにオジロワシがいる(^^♪

           オジロワシのすぐ下をカヌーが進みます。大きな鳥なので、肉眼でもよく見えます

           画像を拡大すると、黄色い足と黒の鋭い爪も見える。魚を狙っているのでしょうか?

                川幅がどんどん広くなり、右岸に広々としたヨシ・スゲ原が見える

                    右岸のヤチハンノキの森、青空と清々しいすじ雲~♡

左岸にJR釧網本線の軌道が見える。新緑が眩い小山、左にエゾシカが見えたが、晴れた日は木陰でお昼寝らしい

  1時間半の夢のようなひと時が終わり、細岡カヌーポートが見えてきた~優しいガイドさんでラッキーでした(^^♪

      先に到着した、もう一人のガイドさんに記念写真を撮って貰った。私はほとんど漕いでません^^;

ガイドさんのお薦めで、近くの細岡展望台に行く。細岡ビジターズラウンジの駐車場に車を置いたら少しだけ登ります

細岡カヌーポートから、左端に見える岩保木水門まで釧路川を下るツアーもある。双眼鏡でエゾシカを2頭見つけた

         ハンノキの緑、蛇行する釧路川、釧路湿原は少しずつ新緑が始まっているみたいです
         遠くが霞んでいて、雌阿寒岳・雄阿寒岳は見えないが、広大な風景に大満足しました

望遠だと、釧路川の蛇行が良く見える。三脚に大きな望遠カメラをつけた男性が、シャッターチャンスを待っています

細岡ビジターラウンジで、美味しいコーヒーを飲み、コンビニのパンで昼食、国道391号を北へ走り塘路湖に向かう

塘路湖から、道道1060号の砂利道を走る。釧路湿原を一周する道路でここだけ未舗装にしてある、左が釧路湿原、
途中自転車の男性を抜かしたが、先程のカヌーで同行した人だと後から判った。塘路湖で自転車を借りたそうです

13:00 コッタロ湿原展望台の入口に到着、この建物は公衆トイレです。中央奥の207段の階段を登り展望台に行く。

途中で振り返ると、未舗装の道道1060号が見える。左がコッタロ湿原、右が釧路湿原、奥にシラルトロ湖が見える。

コッタロ湿原展望台から、コッタロ川とコッタロ湿原、湖沼が青い。この後、湿原からタンチョウが飛び立ちラッキー♪

コッタロからは舗装道路になり、道道53号を走って、昨日綺麗だった温根内木道に再度行く事にした。広々とした畑

14:00 温根内ビジターセンターは火曜日で休館、最初は静かだったが、後で観光バスが1台来て少しだけ賑やかに

       昨日よりも明るくて、やちぼうずが輝く。ヤチマナコの中にヒメカイウの葉っぱが群生している

             ヒメカイウ・・・今日は時間があるのでゆっくり、花の付き方が水芭蕉と違う

           今日も湿原を独り占め、風にそよぐ緑のスゲ原、のんびり至福の時間が過ぎる

                   ミツガシワ・・・いっぱい咲いていて、目移りしそう(*^_^*)

                           ミズゴケ湿原のミツガシワ

                  マクロで撮ると、花の各部がとてもきれいで惚れ惚れする

昨日は、ここにエゾシカがいた。今日はミンクがいたのに写し損ねた^^; 友人は違うと言うが絶対にミンクだと思う。

                    カラフトイソツツジは、昨日より少しだけ咲いている

                          蕾に一輪も可愛いです(*^_^*)

                 ワタスゲ、今日は鶴居軌道跡に行かず、元来た道を戻ります

ミズゴケ湿原の鶴居軌道側、昨日は気づかなかったが、とっても綺麗!この後観光バスの一団が来られてざわざわ
木道のベンチで休憩する。ザックに虎屋の羊羹があったはずなのにない^^; Fさん、期待させてごめんなさい・・・車に

             木道の最後に、咲き始めたばかりのヒメカイウ、戻ると視点が変わりますね

15:35 釧路市丹頂鶴自然公園、タンチョウは縄張り意識が強い鳥なので、網に囲われた広い敷地でつがい毎に飼育
されている。上は開いているので外に飛んで行くが、また戻って来るのだそうだ。4月26日頃生まれたヒナを見に行く

生まれて1ヶ月と5日、こんなに大きく成長するんですね! ちなみに親の頭の赤は、皮膚が見えているのだそうです

親は、2005年生、野生のオス、ドウサンと、1993年釧路市動物園生、メス、エムコ・・相性が良くて去年も生まれたと

何か食べてます。先程の観光バスの一行が来ました! 今が観光シーズンでなくて良かったです。次々だと大変!
入口に戻ると大きな看板があり、釧路湿原にミンクがいることを知りました。館員さんに聞いたら、よく見るそうです。

ちょうど良い時間なので、回転寿司でお鮨を食べてからホテルに戻る。18:40 車からきれいな夕日が見えました(^^♪

明日は、摩周湖と阿寒湖を廻ります。天気予報は晴れ、午後から所により雷雨です。晴れたらいいなあ~☆