秋田の旅(5)抱返り渓谷・角館・飛行機 2024年7月6~7日 ― 2024年07月07日
【行程】 7/6(木) ☀
7:10 朝食、ホテル9:10→9:25抱返り神社~10:30回顧の滝10:50~抱返り神社11:30→11:50ホテル12:00
~12:25モンブランケーキ(昼食替わり)~13:00桧木内川散策~13:30武家屋敷散策~15:50ホテル 17:00 夕食
昨夜は天気予報が☁☂だったので行き先を決めてなかった。朝起きたら晴れているので抱返り渓谷に行く事にする
7時に乗合タクシーの「よぶのる角館」に電話したら、9時10分なら行けるそうです。帰りは11時半で予約出来ました。
9:10 角館駅のタクシー乗り場から出発、抱返り神社まで1人 \1,000、2号車で、1組のご夫婦が一緒です
9:25 抱返り渓谷の駐車場に到着、山には雲がかかっているが良いお天気です(*^_^*) ご夫婦と写真の撮りあいっこ
抱返り神社は、雨乞、龍神、水分神、養蚕の神様
神の岩橋を渡り玉川の左岸を歩く。※全長80mの吊り橋で、大正15年に森林鉄道のために架けられた
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神の岩橋から玉川の上流、東北の耶馬渓と称され、新緑と紅葉の名所です
青色の流れが美しく、雨で増水している筈なのに水は澄んでいる
下流に巫女岩が見える。右の広場が先程記念写真を撮った駐車場
橋を渡ると第二駐車場がある。遊歩道の入口に鉄パイプがあり熊除けに叩くらしい。今日も熊鈴を持ってきてます
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茣蓙の石・・・急流を堰き止めるような巨岩で、上はゴザを数枚敷けるほど平ら、寝覚めの床に似てると書いてあった
若狭の急流・・・説明板に、かっては川の流れが激しかったが、ダムが出来て今は「老虎のささやき」とある
大きな岩壁を削って造られた遊歩道、水が滴り落ちて水溜りが多く、スニーカーでは大変だと思う。私は登山靴です
木洩れ日が美しい原生林の遊歩道は、涼しくて気持ちが良い。行きはほとんど人がいなかった
誓願寺は寺ではなく、岩壁が迫る深い淵を流れる水が泡を立てるのを、香を焚いて煙が舞う様に見立てたそうです
誓願寺橋・・・崩落によって失われた散策路に架けられた新しい吊り橋
誓願寺橋からの絶景・・・紅葉の頃も綺麗だろうな
次の橋の向こうは岩壁のトンネル
橋から垂直の大岩壁と青い清流
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下流側、奥に急流が見える
白い泡沫と小さな渦・・・橋の上以外の散策路は樹林の隙間からしか見えない
穏やかな流れでは水中の岩が見える
トンネルに囲いがあるので安心して歩ける
ヤマブキショウマ ※昨日食べた山菜のミズがいっぱいあった
抱返頭首工・・・31kmの幹線用水路を流れる農業用水の取水源
ダムの上流側
次のトンネルは内部が真っ暗!スマホのライトを照らして歩く
岩盤が剝き出しの長いトンネルで、石がゴロゴロの道は足元が悪く、水も流れていて気をつけて歩く
橋を渡って右に行くと「回顧の滝」、後で真っすぐ行ってみたが、少し先で崩落のため遊歩道は通行止めとある
10:30 回顧の滝 (みかえりのたき) ・・・落差約30m、2段になっていて、下にも小滝が続き玉川に合流、名前の由来は
女性が着物を着換える様を見るようなところ、木々の間から落下する飛瀑が白い絹布を懸けた様に見えるところ
10:50 車で一緒だったご夫婦と記念写真の撮りあいっこをして、先の通行止めを確認してから引き返す
帰りは10数人の観光客とすれ違ったが閑散、11:30 予約していたタクシーに乗り角館のホテルに戻る
12:00 ホテルで着替え角館観光に出発、観光センターお薦めのモンブラン?を食べた後、桧木内川の河川敷を歩く
桧木内川堤は、染井吉野のトンネルが2km続く国の名勝です。ここから近くの角館武家屋敷通りに行く
表町上丁から南方向、木立と黒板塀の雰囲気が素敵、オフシーズンで人影は少なく、ほとんどが外国からの観光客
13:30 旧石黒(恵)家の説明板を見る妹、ここは外周だけ見て表町下丁の武家屋敷を見学に行く
左は石黒家の高さ35mの樅ノ木、右は枝垂桜、京都から迎えたお姫様の嫁入り道具の幼木3本が始まりだそうです
石黒家・・・黒板塀と薬医門、直系の子孫家族が母屋に住んでおられる。口頭で案内説明をして貰えて興味深かった
角館に現存する最古の武家屋敷・・・主屋の表玄関、茅葺屋根、中央はお殿様しか入れない
座敷からお庭、石黒家は佐竹氏の家臣で、芦名氏断絶の後をうけて入った義隣に従って移住、越中の出とされる
見せて頂いた主屋の全景
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欄間の亀は透かし彫りで、壁に投影される
14:05 青柳家の薬医門、万延元年(1860~61)、上級武士にしか許されない造りだった
約200年前の建築である母屋玄関、厄除けの鬼板、縣魚など
内部は非公開
神明水・・・裏山の源太寺山から流れ込む沢水で、水質も良く途絶えた事がない、後方は解体新書記念館
三千坪の邸内にある池泉回遊式庭園、※現在角館歴史村・青柳家となっていて鎧兜ほか、たくさんの展示品がある
見学コースの最後は母屋の裏側に出る。雪国特有の廻り縁がある
八代目佐藤養助角館店で、直営店限定の稲庭うどんを買う。家族の大好物で、皆で美味しく頂きました(*^_^*)
15:20 天寧寺の山門は角館城の遺構
天寧寺、寛永元年 (1624年) 創建、会津より移封の芦名氏の菩提寺、焼失し昭和44年に再建された
暑いのと、歩き疲れたのでホテルに戻る。マンホールの蓋はシダレザクラ、中央は旧角館町の町章で鳩
角館駅広場のマンホールの蓋は色が剥がれているが、角館のお祭りと曳山を描いている
15:50 ホテル到着、コンビニのアイスクリームを食べてシャワーを浴びる。17:00 夕食はホテルでかき揚げ稲庭うどん
【行程】 7/7(日) ☂☁のち☀
7:00 朝食 ホテル9:10~角館駅9:35(こまち1号)→10:24秋田駅(お土産、昼食)11:30(リムジンバス)
→12:10秋田空港(お土産、昼食)13:15(ANA1654)→14:50大阪伊丹空港(リムジンバス)15:30→16:20京都駅
7:00 朝食は無料で日替わりバイキング、和食のメニューも多い。食事中に土砂降りの雨が降ったがしばらくで止んだ
チェックアウトの時、朝食時に隣におられた若いご夫婦とお話したら、イタリアから来られていて、ヴェネツィア近郊に
お住まいとの事!片言の英語でヴェネツィアとドロミテに行った話をしたら、日本は素晴らしいとのお返事で嬉しい。
9:10 角館駅でJR切符を買う。秋田新幹線の自販機の使い方にも慣れました(*^_^*) かっこいい長靴をはいた女性に
声を掛けたら茨城県から一人旅で、昨日は秋田芸術村の劇場とブルーベリー農園に行ったそうです。雨予報で長靴
9:35 こまち1号で出発、10:24 秋田駅到着、駅ビルのトピコでお土産を買う。金萬は孫が食べちゃったので写真なし
米菓匠鼎庵の手焼きせんべい、榮太樓のさなづらは山ブドウのゼリー、秋田で思い浮かぶのは「あきたこまち」くらい
11:00 「秋田の恵み鮨処 秋田港」で地魚5点、ブリ、ヒラメ、アジ、?、タイ、時間がないので大急ぎだが美味しかった
11:30 リムジンバスに乗る 12:10 秋田空港に到着、チェックインしたら座席を前列の5番に変更して貰えてラッキー♪
孫のお土産に秋田犬のぬいぐるみと秋田犬模様のタオルを買う。妹はここでラーメンの昼食、美味しかったそうです
13:15 ANA1654便に搭乗、大阪からの到着が遅れたので出発時刻はやはり15分遅れ、曇りで小雨がぱらついている
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飛び立つと視界が開け、日本海とにかほ市芹田岬付近の海岸線が見える。右座席だったので、この後は海ばかり~
14:15 後立山連峰が見えてきた!画像で見たら白馬三山も確認できる
蛇行する犀川と後方に大町市、右は針ノ木・蓮華?
右から有明山、燕岳、大天井岳、常念岳、背後に黒部五郎岳から笠ヶ岳、手前は梓川
14:40 右から槍ヶ岳、大キレット、北穂高岳、涸沢カール、手前は常念岳、蝶ヶ岳
右から槍ヶ岳、南岳、大キレットの後方に笠ヶ岳、右下は常念岳と常念小屋
14:25 左座席に移動・・・富士山、手前は南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈岳、北岳、間ノ岳など
14:27 右座席に戻って、御嶽山
14:40 名古屋港、木曽川と揖斐川
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14:47 奥に琵琶湖、比良比叡の山並み
14:51 奈良盆地、右端中段に若草山、拡大すると大仏殿が見える
15:55 生駒山
15:58 淀川と大阪市街地
15:05 大阪伊丹空港、10分遅れで到着、スーツ姿の男性が写してくださいました。アップの写真もあります(*^_^*)
秋田市は25℃、大津市は35℃の猛暑で帰宅後は体がついていかない! 7/21の梅雨明け後はもっと、もっと猛暑
久しぶりに妹と水入らずの山旅が出来て楽しかったです。秋は何処に行こうか、次の山に思いを馳せています(^^♪
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