立山(3)雄山三ノ越往復 2024年9月26日 ― 2024年09月26日
立山室堂山荘の宿泊客は夜中の3時頃から次々出発されている。私たちは、今回朝食を食べてゆっくり出発します
速報の写真と山の名前を間違っていました(^^; 山座同定は2019年8月9日の雄山のブログをご覧ください
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます‥3枚
今日の登山の最高地点、雄山三ノ越 (2,880m) から、北西に室堂平と大日連峰、後方に富山湾と能登半島が見える
南は龍王岳の後に五色ヶ原、右から薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳、水晶岳、赤牛岳、穂高岳、槍ヶ岳、野口五郎岳
紅葉が始まったチングルマの葉っぱ
【行程】 ☀のち☁ 爽やかな秋晴れ ※JR京都線の事故でサンダーバード44号が運休になり、後続の電車に乗った
立山室堂山荘(5:20起床 6:30朝食)7:25~8:18祓堂~8:42一ノ越(休憩)9:00~9:57三ノ越(休憩)10:48~11:30一ノ越
~12:45立山室堂山荘13:25~13:40室堂(立山高原バス臨時)14:10→15:00美女平(立山ケーブルカー)15:10
→15:17立山(富山地方鉄道 特急 \400)15:27→16:22富山(夕食 つるぎ43号)18:25→19:32敦賀
(サンダーバート44号は京都線での事故で運休、サンダーバード46号に変更)20:11→21:05京都(ホームは大混雑!)
5:30 昨夜はよく眠れた。小屋のテラスからホテル立山と雲海の富山方面、朝焼けは薄っすらとしか見えなかった
6:30 朝食、いつもお弁当なので温かい食事が美味しい。歳を重ねるとゆっくり出発が良い
7:25 立山室堂山荘 (2,450m) を出発、荷物は預け日帰りの装備、ピンク色になったシラタマノキの実がいっぱいある
一ノ越への登山道は、石を並べてコンクリートで固めた広い遊歩道で、ちょうど雄山山頂から日が差し始めて明るい
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます‥3枚
左側にイワイチョウの群落があり、黄色に染まり始めた葉っぱが輝いてきれい!
真っ赤なチングルマの向こうに、室堂平の広い台地とどっしりした別山尾根
前を行く登山者が立ち止まられ、見るとライチョウの幼鳥が目の前に!もう1羽いたらしいが見えない (拡大画像)
右側は岩と緑の斜面にチングルマの綿毛がもこもこ、後方は室堂山?
一部紅葉したチングルマの葉っぱが朝露に濡れて綺麗!
タテヤマアザミは終盤だが綺麗な花もある
夏に雪渓が最後まで残る岩場、真っ青な空が素晴らしい
昨年夏に苦労して歩いた雪渓の場所を過ぎると、九十九折れの登りが始まる
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
出発した立山室堂山荘が小さく見える。後方に奥大日岳 (2605.9m)
ヤマハハコのきれいな花があったので写す。弥陀ヶ原からずっと各所で存在感を示しているが花は終盤が多い
8:18 祓堂、立山信仰で下界と神域の境界とされた場所らしい。お賽銭箱には剣岳神社とある。ベンチで一息入れる
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます‥2枚
イワヒバリがピョコピョコ歩いてて急いで写す。幼鳥のよう (拡大画像)
イワツメクサが咲き残っていて嬉しい
8:34 雷鳥沢の分岐、雷鳥沢のテント場から登って来られたご夫婦と一ノ越で出会った
爽やかな気持ちの良い朝で、ウインドブレーカーはすぐに脱いだ。ハイマツの緑が美しい
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
大日三山の手前は左から、ホテル立山、立山室堂山荘、みくりが池、みくりが池温泉、みどり池、地獄谷、雷鳥荘
8:42 一ノ越 (2,705m) に到着、直進は東一ノ越、右は五色ヶ原、浄土山、左はこれから登る雄山
南側にベンチがあり、展望を眺めながら休憩、雷鳥沢から来られたご夫婦に記念写真を撮って貰った
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます‥3枚
御山谷の向こうに北アルプスの山並み、東一ノ越に下る登山道が見えるが先は荒れていて難路らしいです
右から、水晶岳、手前に赤牛岳、穂高岳、槍ヶ岳、手前に野口五郎岳、左端に常念岳
右から常念岳、燕岳、左端のギザギザが餓鬼岳、手前中央は不動岳、※トイレ前に山座同定盤があり参考にした
9:00 一ノ越を出発、赤ペンキの矢印が登り、黄色ペンキの矢印が下りの一方通行、しっかり整備されていて安心です
ほとんど直登なのであっという間に高度が上がり、一ノ越山荘が小さく見える。後方の岩峰は龍王岳 (2,872m)
休憩の時に少し風があり寒くてウインドブレーカーを着た。久しぶりの登山なので怪我をしないように気をつけて登る
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
ゆっくり座って景色を眺めているのは外国人の男性で、一ノ越と三ノ越でも出会い、座布団を敷いてのんびり
大きなザックと一眼レフカメラを持って立っているのは外国人の女性で、急な岩場を足早に抜かして行かれた
登山道に人が少ないので、途中何回も止まってスナップ写真を撮る
登りで暑くなり上着は脱いだ。浄土山の後に白山が見えてきた!
9:57 三ノ越 (2,880m) の祠、今日の目標地点に到着、急な思い付きで登ったが無事に来られて良かった(*^_^*)
三ノ越は広々とした場所で、多くの登山者が休憩されている。山頂の雄山神社 (3,003m) を見上げる
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます‥2枚
左中央に黒部川、山は右から薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳、水晶岳、赤牛岳、穂高岳、槍ヶ岳、野口五郎岳、燕岳
ズームして、右から笠ヶ岳、水晶岳、手前は赤牛岳、槍ヶ岳
餓鬼岳の後に富士山が見える。周りにいる何人もの人に「何処?」と聞かれて、得意げに教えてあげた(*^_^*)
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます‥2枚
龍王岳の奥に五色ヶ原 (2,500m) と赤い屋根の五色ヶ原山荘、薬師岳 (2,926m) 、憧れの五色ヶ原は行けずじまい
左から龍王岳 (2,872m) 、浄土山 (2,831m) の後方に白山 (2,702m) 浄土山の南峰には富山大学立山施設が見える
雄山神社をズーム、私の足でも30分程で登れるので心が惹かれる。大きな岩に腰を下ろし羊羹と紅茶で大休憩(^^♪
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます‥2枚
山崎カールの奥に剱岳 (2,999m) が頭を覗かせている。左は早月尾根
右から奥大日岳 (2,611m) 、大日岳 (2,501m) 、手前は左からみくりが池、みどりが池、りんどう池、 賽の河原
休憩中に、いろんなポーズをとって写真を撮っておられる若いご夫婦を見つけた。楽しそうなので私たちも写して貰う
珍しくスマホで記念写真、エアロを習う妹はポーズがいつもお洒落です。最後は尻もちついて心配させてしまった(^^;
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
10:48 下山開始、50分も遊んでいた!下山路からは室堂平が見渡せる。今回も素晴らしい絶景に出会えて幸せです
黄色いペンキマークを辿って下山、滑らないように気をつけて下る。赤ペンキの登りは登山者の行列になっている!
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます‥2枚
新室堂乗越から奥大日岳への登山道、雷鳥平を流れる称名川、噴気をあげる地獄谷
りんどう池、雷鳥荘、雷鳥沢キャンプ場から一ノ越に続く登山道が見える。薄っすら一番乗りの紅葉が始まっている
岩の隙間に紅葉を始めたミヤマダイコンソウ
11:30頃、一ノ越を通過、遊歩道の傍にイワギキョウが一輪、とってもちいさい
つづら折れの遊歩道をのんびり下る。これから登る人も多い
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
立山三山と少しだけ紅葉を始めた山崎カール、右から雄山、大汝山、富士ノ折立の三つを総称して立山三山と言う
ナナカマドの真っ赤な実、葉っぱの紅葉はまだ
ほとんどが茶色に枯れていたが、紅葉したオンタデを見つけた。左は地獄谷の噴煙
チングルマの綿毛が銀色に輝く、葉っぱは緑が多い
最後まで雪渓が残る場所から立山三山と山崎カール、朝から晴れのお天気が続きラッキー(^^♪
真っ赤に紅葉したチングルマの葉っぱ
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
紅葉のグラデーションが美しい (拡大画像)
立山室堂山荘が見えてきた。赤いモコモコは紅葉したチングルマ
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます‥2枚
黄葉したイワイチョウと立山室堂山荘、左から剣御前、別山、真砂岳
左から真砂岳、富士ノ折立、大汝山、雄山と山崎カール、1999年に剱岳登頂の翌日縦走した懐かしい山並み(^^♪
12:45 立山室堂山荘に到着、服を着替えて荷物をまとめる。13:25 ガスが湧いてきたので直接室堂ターミナルに行く
室堂平は紅葉が綺麗だったが、2日とも曇っていてきれいな写真が取れず残念
13:40 室堂ターミナルに着くとたくさんの観光客が立山高原バス乗り場に並んでおられ、次々臨時バスが出ている
14:10 立山高原バスに乗車。15:00 美女平に着くと個人客はすぐに立山ケーブルカーに誘導、初めて見た美女杉
15:10 立山ケーブルカーに乗車、ラッキーにも座れた。15:17 立山駅到着、15:27 富山地方鉄道の特急(\400)に乗る
富山のプロサッカー「カターレ富山」を応援する車両。16:22 富山駅に到着、駅前でマスコットの「ライカくん」に会った
きときと市場とやマルシェの「すし玉富山駅店」で夕食、昼ご飯抜なのでお腹ペコペコ、白えびの唐揚げと生ビール
お薦めの5品は、ハマチ、タコ、アマエビ、アジ、生シロエビ、他にツブガイ、タイ、ヒラメ、オコゼ~ご馳走様(*^_^*)
18:25 つるぎ43号に乗る。19:32 敦賀駅に到着すると乗換ホームが騒がしい!JR京都線の接触事故で、乗り継ぎの
サンダーバード44号が運休、次発の46号の特急券と座席指定券を駅員さんが配布、私たちは9号車に乗っていて
早かったので貰えたが、座席のない方も居られたようです。20:11 サンダーバード46号で出発、21:05 京都駅到着、
16時頃の事故だったそうですが、京都駅のホームは大混雑、私は27分遅れの湖西線で無事帰れました。
昨秋の長野からの帰りも、東北新幹線の事故で北陸新幹線が遅れて乗り継ぎに一苦労、JRも大変でご苦労様です
10/9 数回の雨の後、やっと涼しくなり酷暑から解放されました。これからは紅葉の低山歩きを楽しみたいと思います
最近のコメント