雌阿寒岳 2014年7月17日 ― 2014年08月17日
今日は、ウトロ温泉から阿寒湖温泉まで約4時間車を走らせ、その後、野中温泉から雌阿寒岳に登ります。
折角北海道に来て、知床だけでは勿体ないので、1泊だけ道東の阿寒湖温泉に宿泊します。
百名山のツアーは、3泊4日で、羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳がセットになっています。お天気が悪くても強行するのは
辛いだけで楽しくないので、私達は予備日を作り斜里岳を止めた。体力のある妹には、心残りかも知れません^^;
【コースタイム】 ☁ 時々☀ 午後は雷雨、夕方から ☀
ウトロ温泉5:10→阿寒湖温泉経由→8:50野中温泉・雌阿寒岳登山口9:05~10:35五合目(昼食)10:48~11:33八合目
11:43~11:58九合目~12:10雌阿寒岳12:15~14:10野中温泉14:40→15:00阿寒湖温泉(阿寒遊久の里鶴雅1泊)
3:30 起床、5:10 ウトロを出発→知床斜里町→清里町→野上峠→弟子屈町→道の駅摩周温泉→阿寒湖温泉
流氷の時は、車窓にずっと見えていた斜里岳・・・今日は広大な麦畑の向こうにぼんやりとしか見えません^^;
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます。
2014年2月6日 清里町から斜里岳
一面のジャガイモ畑、防風林も趣があって素敵です
富良野では紫の花を見たが、此処は白い花だけ
ここは何の畑になるのかな?トラクターの跡がくっきり!
弟子屈町の 「道の駅摩周温泉」 で買い物をしたかったが、時間が早すぎて締まっている。車中泊している人が沢山
居られた!少し前から自衛隊の車の大きな隊列の間に入っていたら、同じくここで休憩、こんな風景は初めて見た!
7:42 阿寒横断道路に入り、双岳台で一時下車、端正な山容の雄阿寒岳 (1370.5m) がきれいに見えている(^^♪
7:50 双湖台、車道から少し登った所にありペンケトー・パンケトーが見える。北海道の形をしたペンケトー
良く晴れてきて気持ちの良いドライブ・・・密集したダケカンバの樹林、クマザサ、大きなフキと雄阿寒岳
阿寒湖温泉のホテルに荷物を預けて、登山口に向かう。8:50 野中温泉の公共駐車場、車は半分程で空いている
国民宿舎野中温泉別館の背後に、雌阿寒岳が見える。強い硫黄臭が漂い、如何にも温泉と言う感じです
9:05 駐車場から少し戻ると、右に雌阿寒岳登山口 (705m) 、アカエゾマツ展示林の看板があり、入山届を記入する
野中温泉~雌阿寒岳~オンネトーを縦走するコースが良いが、時間がないのでピストン、下り坂の天気も心配です
9:20 一合目、最初から急な登り!
9:35 二合目、アカエゾマツの根が這う登山道を登る。日が当たると苔がきれいです
エゾシマリスがいた・・・拡大したのでボケボケ
拡大したら判りますが中央にエゾシマリス、イソツツジの花はもう咲き終わり?
9:50 三合目、ハイマツ帯になり、しばらく行くと山麓の展望が開ける
枯れ沢に下る所で、山側の展望も開ける
枯れ沢を渡り火口壁を見上げる。この辺りから、既に下山してくる人に出逢う様になる
10:14 四合目、ハイマツの間を潜る登山道が続く
砂礫地にイワブクロ・メアカンフスマ
岩陰にいっぱい咲いているイワブクロ
接写すると、花冠の縁に長い毛が生えている
五合目直前に大岩があり、左下にオンネトーが見える
オンネトーを望遠で・・・きれい!
10:35 五合目 (1,030m) 、お腹が空いたのでおにぎりを食べる、岩陰にエゾイソツツジ、蕾と去年の実がある
クロウスゴの花 (白から赤みの強い物まで色々) 、実はよく目にするが花はめずらしい
コケモモの実、標高が低いので背丈が伸びている
フップシ岳 (1225.5m) 少し下で右に阿寒湖も見えていた。天気予報通りで黒い雲が現れる
11:05 六合目、およそ20分ごとに標識がある
ガンコウランの実がいっぱい・・・ちょっとだけ食べてみる
11:15 七合目、ここで10数名のグループが下山してこられ道を譲る
雌阿寒岳は活火山・・・右下に地震計?の様なものが見える
大岩の上に、三角錐の警報装置?の様なものが設置
中央にオンネトー、右端に野中温泉が見える
メアカンキンバイ(黄色)、メアカンフスマ(白)、ヒオドシチョウ、スジグロシロチョウ?
砂礫地に咲くメアカンフスマとヒオドシチョウ
阿寒を冠するメアカンフスマ・・・岩の間にこんもり群生
星形の可愛い花で、蕾、咲いたもの、咲き終わりと、一株にいろいろ
蕾が多い岩陰のマルバシモツケ
溶岩の大岩がゴロゴロした登山道、右のコルが九合目です
メアカンキンバイとマルバシモツケ
綺麗に開いたマルバシモツケ、去年の種子
オンネトーの右半分も見えてきた。色が違うのは何故かな?
11:33 八合目 (1,330m) で10分休憩、後方は1,301mのピーク
11:58 九合目、下山する人ばかりで先を急ぐ
九合目からは雌阿寒岳の火口壁を歩く。右下に赤沼と幾つかの噴火口が見える
山頂はもう少し、ガスが湧いて火口は見えなくなった
左下に剣ヶ峰 (マチネシリ 1,336m) の火口が微かに見える
12:10 雌阿寒岳 (ポンマチネシリ 1,499m) に到着、台座は壊れている。山頂はガスで何も見えない。今にも雨が降り出しそうなので直ぐに下山開始、九合目でパラパラ雨、八合目で大粒の雨になりレインスーツを着る。後は土砂降りの雨と雷で、必死の思いで六合目のハイマツ帯まで下る。そこからは川のようになった登山道とハイマツに叩かれながら下山、三合目まで下りてホッと一息入れる。ここからもアカエゾマツの根っこは滑るし、登山道は水溜りばかりです。相変わらず雷は鳴りっぱなしだが、樹林帯に入り雨は少しましになった。この中を登ってくる3人の登山者がおられ驚く!14:10 登山口まで来ると雷は止んで、雨も小降になった.。駐車場付近で工事をされている方に聞くと、阿寒では、昨日も激しい雷雨だったそうです。トイレ前でびしょ濡れのレインスーツなどを片付け、今夜の宿に向かう。
15:00 阿寒湖温泉の 「阿寒遊久の里鶴雅」 に到着、雨は止んでいた。とにかく寒いので、大急ぎで荷物を片付けて温泉に行く。屋上にある空中展望露天風呂が気持ち良くて、寝る前にもう一度行った。今日は初めて夕食までに、
たっぷり時間があるが、外出するのも面倒なので、一番に夕食のバイキング会場に行ったら、窓席でラッキー(*^_^*)
和食・中華・韓国・イタリアンがあり、朝からおにぎり2個だけでほとんど何も食べていないので、自分でも驚くほど
いっぱい食べた!このホテルはワインの種類が多く、私はシャンパンで祝杯~♪
2回目はイタリアン、赤ワインを頼んだが、ほとんど残す^^;
月
2014年7月18日(土) 【行程】 ☀ 阿寒湖温泉8:00→8:17オンネトー観光8:50→11:30女満別空港(昼食)
12:40(ANA1796便)→15:05関西空港16:16(はるか26号)→17:32京都駅
最終日は空港に戻るだけなので、朝食のバイキングをゆっくり頂く。北海道に来たらハスカップと牛乳は欠かせない
昨日雨で行けなったオンネトーに向かう。最初の小さな展望地からの眺め・・・昨日雌阿寒岳から見た湖の右側です
8:20 雲に隠れていた雌阿寒岳と阿寒富士が少しずつ見えてきた
日が当たり透きとおったブルーがきれい
見る角度や時によって、色が変わることから五色沼と呼ばれている
透明度もあり倒木が見える
8:30 オンネトー展望台に車を移動する。朝早いので観光客は少ない
昨日登った雌阿寒岳が見えた!
右に阿寒富士 (1476.3m)
今回最後の記念写真(*^_^*)
水面に映る雌阿寒岳
8:50 時間はまだ早いが、昨日までの満足感でいっぱい(^^♪ 直接女満別空港に向かう (写真は展望台の右方向)
9:55 美幌駅近くのJR踏切、特急オホーツクが通り過ぎる!流氷の時、鹿にぶつかって運休した思い出の特急電車
女満別でレンタカーを返して、空港で昼食、「北見玉ねぎラーメン」 美味しかった。飛行機は帰りも雲ばかりでガッカリ
途中から疲れもあって寝てしまった。定刻で順調に、JRの最寄りの駅に着いたら、激しい雷雨でびっくり!
1か月後のブログ作成、懐かしいかと思ったら、リアルタイムにその時々に吸い込まれて行きました(^^♪
素晴らしい北海道知床・阿寒の旅・・・留守番してくれた旦那様と3人の旅の友に感謝します。
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