西吾妻山 2018年6月29日 ― 2018年06月29日
最終日は晴れの天気予報、3つの百名山の中で私が一番登りたかった西吾妻山に行きます。ただ、夕方16:30発の
バスで大津に帰る予定なので、山上の滞在時間は3時間に決めました。展望とお花畑・・・どちらも楽しみです(^^♪
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4日目・・・コバイケイソウ
ヒナザクラ
【行程】 6/29(金) ☀ 爽やかな晴天 ※仲間の1人が体調が悪く、休暇村で待つことになった。
7:00 朝食 8:00休暇村出発(ガイドさんの車)→8:50 天元台ロープウェイ湯元駅9:00→9:10天元台高原駅(リフト3回)
→北望台10:00~10:55人形石~11:45大凹(おおくぼ 昼食)12:05~12:20かもしか展望台~12:45北望台(リフト3回)→
天元台高原駅(ロープウェイ)13:40→13:50湯元駅(車)→14:40休暇村裏磐梯(日帰り入浴)
休暇村本館前(磐梯東都バス)16:30→17:17猪苗代駅(JR磐梯西線快速)17:40→18:15郡山駅(やまびこ154号)18:30→
19:48東京駅(のぞみ421号)20:13→22:31京都駅
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7:50 休暇村裏磐梯から磐梯山、4日間磐梯山を眺めたが、今朝が一番きれいです
明治21年(1888年)7月15日の磐梯山大爆発による荒々しい火口壁
8:00 休暇村を出発、西吾妻スカイバレーの七曲りからの展望・・・南に磐梯山と桧原湖
西に飯豊連峰・・・残雪の模様が美しい
白布峠から山形県に入り、8:50天元台ロープウェイ湯元駅(ロープウェイ・リフト共通往復 \3,500) 9::00 出発
9:10 天元台高原駅、レストランやペンション村があり、夏は合宿、冬はスキー場
植栽のヒメサユリ(姫早百合)・・・日本特産種で、新潟県、山形県、福島県だけに分布、初見なので(^^♪
リフトセンター(1,350m)→しらかばリフト→(1,450)→しゃくなげリフト→(1,590m)→つがもりリフト→(1,820m)
グラススキーでゲレンデを滑る人を発見、猛スピードです!リフトはガラガラなので一人ずつ座った(*^_^*)
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しらかばリフトの降車場所(1,450m) 眼下に米沢市内、遠く朝日連峰(左)と月山(右)が見えた
リフトの横は、オオシラビソ、ダケカンバ、ナナカマド、アスナロなどの高木 ※ハクサンチドリ、シャクナゲなどが咲く
つがもりリフトが一番長い、草地の斜面を登る3人組を発見、健脚の3人に後で抜かされた(*^_^*)
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リフトから、北北東に蔵王連峰が見える
10:00 北房台(1,820m)を出発、人形石に行く・・・ゴゼンタチバナ、4つの白い花弁状の総苞片が緑色のものがあった
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ミツバオウレン(三葉黄蓮)とゴゼンタチバナの蕾 ※同じところにバイカオウレン(梅花黄連)も咲いていた
サンカヨウ 「山荷葉」 ※先程の3人組に抜かされました^^;
この道は岩だらけで、段差があったり水が流れていたりして、下るのは大変・・・ガイドさん、今日は☀用のザックです
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ベニバナイチゴ 「紅花苺」・・・花は完全には開かない
タケシマラン 「竹縞蘭」・・・花枝がねじれない、葉の基部が茎を抱かない ※オオバタケシマランと区別
コヨウラクツツジ 「小瓔珞躑躅」・・・ちいさなつぼ型の花です
10:55 人形石(1,964m)に到着、森林限界を越えて360度の展望・・・東側、大岩の左側は弥兵衛平の広々とした台地
写真の女性はご主人が1人で西吾妻山に登っている間に、1人で大凹まで歩かれて、帰りはかもしか展望台で再会
大岩の右、一切経山、東吾妻山、手前右中吾妻山
望遠で、活火山の一切経山(左) 東吾妻山(右)
南に梵天岩、この奥に西吾妻山がある
北に、薄っすらと朝日連峰、月山(右)、米沢市街
久しぶりにレインスーツなしの記念写真が撮れました\(^o^)/
岩の間にコケモモがいっぱい咲いていて踏まない様に歩く
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人形石から、梵天岩方向に木道を歩く。コバイケイソウが咲き始めていてラッキー(^^♪
コバイケイソウ 「小梅蕙草」・・・今年は当たり年の報告が各地からあります
コバイケイソウの周囲はガクウラジロヨウラクが群生
吾妻連峰を一望、東から西へ小屋泊まりで縦走が出来るそうです
かもしか展望台との分岐を、大凹へ下る。例年残雪が多いそうですが、今年は早く融けたので歩く事が出来た
雪融け直後に咲く花が見られてラッキー♪ チングルマとイワカガミ
チングルマ 「稚児車」
イワイチョウ 「岩公孫樹」・・・葉の形からイチョウと呼ばれる
チングルマのかたまり
咲き始めの瑞々しいチングルマ
花柱が綿毛になります
ハイマツの手前にワタスゲ
イワカガミ チシマザサの下にたくさん咲いている
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ヒナザクラ 「雛桜」・・・去年、秋田駒ヶ岳と八幡平で初めて見て、今年も会いたいと思っていました
雪解け水が流れる傍でひっそり咲く可憐な花
イワイチョウの蕾も伸びている
11:45 大凹まで下らずここで昼食、ガイドさんにドリップコーヒーを入れて貰い美味しかった。今は良いお天気だが、
午後は雷の予報が出ている。大津まで帰る電車の時刻も心配です。12:05 早めにリフト乗り場に戻る事にしました
アオノツガザクラ
ハイマツの雄花
途中かもしか展望台の分岐を左に行く。ここにもコバイケイソウが咲いている(^^♪
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12:20 かもしか展望台(1,940m) 頭を覗かせているのは西大巓、先程の女性はご主人と合流されたようだ
幾重にも重なる山並みの向こうに飯豊連峰、蔵王の方向から黒い雲が流れてきた
かもしか展望台から北望台へ下る道は歩きやすい。ゴゼンタチバナ・・・緑のを写したつもりがピンボケ^^;
マイヅルソウの蕾・・・今回の山行ではほとんどが咲き終わりだった
ヒロハユキザサ・・・雌雄別株で、雄花が緑色なのでミドリユキザサとも呼ばれる
12:45 北望台に到着、雨と雷が心配なので直ぐリフトに乗り下山、13:50 湯元駅に着く頃には又晴れたので良かった
14:40 休暇村裏磐梯に到着。ガイドさんに感謝の気持ちを伝えて、記念写真を撮ってお別れする。
バスの時間までたっぷりあるので、日帰り入浴をしてからロビーでお喋り、16:30 路線バスに乗り猪苗代駅に向かう。
17:17猪苗代駅に到着、着いたら雨が降り出し、雨にぬれることなくラッキー!その後、凄い雷雨になり助かりました。
猪苗代駅の駅員さんに、郡山駅の駅弁の事などいろいろ聞いたら親切に教えてくださって感謝、17:40 快速に乗る。
18:15 郡山駅に到着、急いで駅弁を買ってホームに行くと、「やまびこ」と山形新幹線の「つばさ」が連結されている!
18:30 郡山駅発車、お腹が空いたので、海苔弁当をパクパク、缶ビールを買う暇がなくて残念、車内販売も来ない^^;
19:48東京駅着、20:13のぞみに乗り、22:31京都駅着、自宅まで5つの乗り物を乗り継いで7時間弱で無事帰宅できた
今回も愉快な仲間たちとガイドさんに恵まれて、楽しい山旅が出来ました(^^♪ 来年は何処に行こうかなあ~☆
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