上高地~大正池~田代湿原~岳沢湿原~明神(2) 2023年5月10~11日 ― 2023年05月11日
今回は急にホテルを予約したのでハイカーズルームになりました。当日は12人部屋に宿泊者は4人でラッキー(*^_^*)
2段ベットの下段を使わせて貰いました。山小屋よりずっと広くて荷物棚が3段、ハンモックの衣類置き場が便利です
気が付けば宿泊者は海外のお客さんが多く、去年、一昨年とは大きな違いです。夜の気温は3℃まで冷えました。
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大正池から眺める穂高連峰、美しい水面、手前は底の小石が見える
大正池の立ち枯れの木と焼岳
U字谷と蛇行する梓川
明神のニリンソウは満開
昨日は気づかなかったウスバサイシン
【行程】 上高地アルペンホテル(5:10 早朝散歩)8:10~上高地バスターミナル(アルピコ交通)8:45→8:52大正池
~9:45田代湿原~11:20河童橋~11:35岳沢湿原~12:30明神(昼食)13:10~15:10上高地アルペンホテル
~上高地バスターミナル(アルピコ交通さわやか信州号)15:40→20:35京都駅八条口
5:10 朝焼けの穂高連峰を写そうと外へ出たら、もう焼岳が紅く染まっている!急いで河童橋に向かいます
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六百山の方から猿の群れが現れて、木々の新芽を食べています。お母さん猿の足元に子猿がいる
河童橋をお猿さんが占領、ロープの上も悠々と行きかいます。むやみに近寄らなければ危害は加えません
梓川右岸、明神岳の方向から朝日が当たり、白樺の新芽が明るく輝き綺麗です
次々お猿さんがやってきて、子猿のツリーが出来ました
朝日を眺める子猿・・・ちょっと面白かったので画像を拡大しました
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8:10 朝食を済ませ荷物を預けて出発します。朝の河童橋からの穂高連峰は優しい色合いで好きです
下流は焼岳、上高地バスターミナルのインフォメーションセンターで時間待ちです。8:45 沢渡行きのバスに乗る
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8:52 大正池で下車、階段を下りると大正池の三色の水面が美しい。左から西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳
香港から来られた男性2人に記念写真を撮って貰い、彼らも写してあげた。景色を楽しんだ後、遊歩道を歩き始める
途中の河原から立ち枯れの木と焼岳
焼岳(2,555m)、活火山で最高峰の南峰は登山禁止、近くで見ると荒々しい姿が良く解る
河原にはケショウヤナギの幼木があり、新芽や花が身近に観察できる
カラマツの新芽も緑が綺麗 ※大正池~河童橋は下流から歩くのがお薦めです。観光客とのすれ違いが少ない
シロバナエンレイソウ
オオバキスミレは沢山咲いているが、奥の方なので踏み入れない
上高地は標高1,500mの地帯にあり、コメツガ、カラマツ、ヤマハンノキと、ウラジロモミ、シラカンバなどが見られる
9:45 田代湿原、湿原越しに穂高連峰が見られる人気の場所、今朝は寒かったので薄手のダウンを羽織ってます
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西穂高岳(2,909m)、間ノ岳(2,907m)、奥穂高岳(3,190m)
奥穂高岳、吊尾根、前穂高岳(3,090m)、明神岳(2,931m)、カールは岳沢
木道を奥に進むと静かにたたずむ田代池がある。後方のギザギザの山は霞沢岳
八右衛門沢などからの土砂によって流れがせき止められてできた浅い池です
自然研究路の梓川コースを行く。8日は雨で通行止めだったそうです。フッキソウの群生
マイヅルソウは小さな蕾
ちいさな流れにヤチボウズ、水中にバイカモ
10:30 田代橋と穂高橋を渡り、梓川右岸を歩きます。上高地温泉ホテルと上高地ルミエスタホテルが見える
穂高橋の下は急流になっていて、水飛沫と瀬音が聞こえる
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上高地温泉ホテル前のベンチで休憩、左から六百山(2,450m)、三本槍、八右衛門沢、霞沢岳(2,646m)の優美な姿
三本槍を拡大、これは案内板を見ないと判らないです
下流に先程渡った田代橋と穂高橋
咲き残りの杏の花
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梓川が大きくカーブする所、明神岳と六百山の間の深い谷、今日の梓川はエメラルドブルー☆
ウェストン碑・・・イギリス人宣教師 ウォルター・ウェストンは日本近代登山の父と呼ばれている
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きれいな鳥のさえずりが聞こえる。妹が写した画像を拡大、キビタキだと思います
11:20 河童橋に戻ってくると雲が湧き始めている。今日は15時40分のバスに乗るので後4時間、明神まで往復します
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11:35 梓川の右岸を遡り岳沢湿原に到着、展望ウッドデッキから、立ち枯れの木々と六百山
清らかな湧水
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橋の上から覗くと、ちいさな岩魚が何匹も見える。妹のカメラに水面の餌を食べる瞬間が写ってました
この辺りで善六沢と岳沢からの流れが合流する。サワラ、チョウセンゴヨウの原生林の下を歩く
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広い河原に生えるケショウヤナギの新緑が眩しい。昨日は対岸から眺めていました
幾筋もの沢の間に造られた木道を行く。途中ラショウモンカズラの蕾を発見、どの花もこれから咲くので又来たいなあ
針葉樹林の下も日が差すと明るくて気持ちが良い。岳沢湿原から一組の外国人カップルと抜きつ抜かれつです
明神橋が見えてきた。青空を映して梓川はエメラルドブルー! 日向は暑いが、日陰は風が吹くと寒いくらいです
12:30 明神岳をご神体とした穂高神社奥宮と鳥居
嘉門次小屋でお昼ご飯
囲炉裏の焚き火で焼く、岩魚の塩焼きが有名です
明治13年、ウォルター・ウェストンの登山案内人の上條嘉門次が建てた小屋、清流の中に生け簀が設置されている
岩魚の塩焼き・・・香ばしくて、頭から尻尾まで全部食べられる。美味しかったです(*^_^*)
13:10 穂高神社の奥宮にお詣りして出発、明神橋を渡り明神のニリンソウお花畑を見に行きます
明神橋と明神岳最南峰
明神の広大なお花畑、立ち入れませんが一面にニリンソウが咲いている
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ニリンソウ・・・昨年より早く来たので一輪目が咲き始めで枯れた花がない。花びらは5枚が多く、時々6枚、8枚も見た
エンレイソウがバックに写ってました(^^; 主役は淡いピンク色の一輪目と蕾の二輪目
濃いピンク色も~
ミドリニリンソウと白い花がお隣どおし(^^♪
花びらは丸かったり、尖がっていたり
近くの女性にミドリニリンソウの固まっている場所を教えて貰う・・・何と十数個ありました!
私はもう疲れて適当、妹の写したミドリニリンソウです
サンカヨウ、少しは開いたかな?
咲き始めのシロバナエンレイソウ、花の時期に少し早かったが見られて良かった
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明神岳は昨日よりくっきり見えているかもしれない?黄緑のケショウヤナギと青い川面も美しい
逆光に輝く広葉樹林、私たちの旅も初めから終わりまで輝き続けている~♪
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ウスバサイシン・・・気になる葉っぱがあり、何度か下を覗いて見つけられた
植物の根元に花があるのは、アリに種子を運んでもらうためだそうです。ウスバサイシンの葉は冬に枯れる
ヒメギフチョウの食草・・・上高地ビジターセンターのHPで調べると、この辺りにたくさんあるそうです
遊歩道沿いにはたくさんの大木があります。ウラジロモミ?コメツガ?
きれいな沢に映るカラマツ林
芽吹きが進んだ小梨平のカラマツ林、ここでならテント泊出来そう(^^♪
15:05 河童橋は快晴の穂高連峰に戻っている。五千尺ホテル売店で孫にお土産を買う
15:40 上高地バスターミナルから予約しておいたさわやか信州号に乗る。帰りは高山から東海北陸道、名神を通り
20:35 京都駅八条口、予定より40分も早い到着でした。上高地から乗り換えなく直行で帰れるのは体に優しいです。
良いお天気に恵まれて、キラキラ輝くニリンソウ畑が見られて最高\(^o^)/妹と行けたのがまたまた最高でした(^^♪
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