裏磐梯雄国山 2013年2月17日 ― 2013年02月27日
今日は福島県裏磐梯「もくもく自然塾」が開催日指定で計画されている「雄国山絶景ピークハントツアー」に参加します。参加者は、何回もこの塾のツアーに参加されている山形の男性と仙台のご夫婦に私達2人を入れて5人の少人数でした。ガイドは渡邊亮さん、娘と同世代の明るく元気な若者で、とても親切にガイドして頂き感謝しています。
幸いにも朝から良いお天気で風もなく絶好の山日和、気温が低かったのできれいな霧氷も見られてラッキー(^^♪
【コースタイム】裏磐梯猫魔ホテル9:15(ガイドさんの車)→雄子沢登山口9:45~(雄子沢沿い)~10:50沢の横で休憩
~11:30(右の斜面を登る)~11:45霧氷のきれいな場所で休憩~12:13雄国沼休憩舎(昼食)12:50~雄国沼の上を歩く
~13:50雄国山13:55~(雄国パノラマコース)~14:20と14:50雪原で2回休憩~15:15雄子沢登山口(車)→15:45ホテル
6:30 起床、7:00 朝食、 天気予報は☁のち☀、稜線を歩くので寒いだろうと防寒着を多めにザックに入れ準備完了。
9:15 ホテル玄関前に集合し ガイドさんの車で雄子沢登山口に行きます。駐車場に先着は1台、ストレッチをしている間に数台の車が到着しました。背後はカラマツ林、昨日の吹雪から青空が見える晴天へ劇的な変化ににっこり(^^♪
幸いにも朝から良いお天気で風もなく絶好の山日和、気温が低かったのできれいな霧氷も見られてラッキー(^^♪
【コースタイム】裏磐梯猫魔ホテル9:15(ガイドさんの車)→雄子沢登山口9:45~(雄子沢沿い)~10:50沢の横で休憩
~11:30(右の斜面を登る)~11:45霧氷のきれいな場所で休憩~12:13雄国沼休憩舎(昼食)12:50~雄国沼の上を歩く
~13:50雄国山13:55~(雄国パノラマコース)~14:20と14:50雪原で2回休憩~15:15雄子沢登山口(車)→15:45ホテル
6:30 起床、7:00 朝食、 天気予報は☁のち☀、稜線を歩くので寒いだろうと防寒着を多めにザックに入れ準備完了。
9:15 ホテル玄関前に集合し ガイドさんの車で雄子沢登山口に行きます。駐車場に先着は1台、ストレッチをしている間に数台の車が到着しました。背後はカラマツ林、昨日の吹雪から青空が見える晴天へ劇的な変化ににっこり(^^♪

9:45 雄子沢(おしざわ)登山口駐車場から左に少し戻った駐車場と反対側の雪壁に、ガイドさんが階段を作りました。斜面に上がってスノーシューを装着、ここから雄国沼休憩舎まで、距離はあるが緩やかな冬道を200m登ります。

冬は雄子沢のすぐ右を歩きます。夏道はもう少し上にあるそうです。最初からきれいな雪景色に心はわくわく~☆

大きなブナの木、密集した樹林帯なので、太陽の光を求めて南へだけ枝を伸ばしています。

右斜面の奥に真っ白な霧氷の山が見えてきました。雄国山の方向らしく期待が膨らみます。

単独?の先行者は、針葉樹の場所で右上に登っていますが、地元のガイドさんは直進します。

雪に隠れていますが左に沢があり、反対側にスキーの滑った跡があります。2回だけスノーブリッジも渡りました。

先行者のトレースは下って来て私たちの道と合流しました。最後尾の妹がいっぱい写真を撮ってくれて嬉しいです。

10:50 最初の休憩、きれいな雪面に私たちが歩いた一本の道、ここで栃木の山岳会グループが抜かして行きます。

さらさらの粉雪がうれしくて、天使の羽を作ります(^^♪

11:15 ここは雪崩の危険地帯で、ガイドさんからさっさと歩くように指示があります。斜面をトラバースしていて、左下が谷の様になっています。 山岳会の1人のワカンが外れたのか停滞して、私達が途中で抜かすことになりました。

11:22 沢の近くまで下りてきました。こんな所に落ちたら怖いです!

11:30 沢を離れ右斜面を登り始めます。ガイドさんがラッセルしますが、2番手も大変だそうで順番に交代です。

しばらく急坂を登ります。私は4番目なので楽々ですみません。

11:45 見上げれば素晴らしい霧氷、ガイドさんも「これは凄い!」と休憩の指示♪
※click!のある画像は拡大してご覧いただけます。
美しいブナの森、犬を連れたご夫婦が先を行かれました。
太陽がちょうど真上に来ていて、霧氷がキラキラ輝いています(^^♪
関西に比べて気温が低いので繊細な霧氷が出来るのかも?
12:00 平らな台地に出ると北側に白い山が見えます。左の稜線を登る登山者の列、私は雄国山と勘違いしました^^;
南東に猫魔ヶ岳と猫岩、木々の梢は凍りついて寒々しい風景です。

凍りついたミズナラなどの樹林を歩き、雄国沼休憩舎に向かう

上空は雲の流れが速くて、晴れたり曇ったりします。下は風もなく歩いていると寒くなくてちょうど良い感じ(^^♪

12:13 雄国沼休憩舎に到着、大きな避難小屋でびっくりしました。私達は先に雄国沼の写真を撮ってから中に入る。

小屋の前から北側に雄国山(右の白い山)、左は南西に伸びる稜線のピークで、先程登山者の列が見えた所です。
南は雄国沼で全面凍結しています。今日の雄国沼に一番乗りした私達2人が残したスノーシューの跡です~♪
遅れて小屋に入ると、4人ともストーブでお湯を沸かして熱々のラーメン?私はバームクーヘンとポットの紅茶です。
ガイドさんから生姜入りの紅茶を頂きました。トイレもあって協力金は100円。12:45出発なので急いで準備をします。

折角なので皆で雄国沼の氷の上に行くことになりました。よ~いどん!

氷の上で記念写真、満面の笑みが見えますか(^^♪

13:00 雄国山に向けて出発、雄国沼から200m登ります。まず白い樹林帯を通り左のピークの右横の稜線に出ます。
霧氷のトンネルを抜ける(^^♪

ちょうど日が差してきて、青空に霧氷が輝いています
砂糖菓子の森のよう~☆
パウダースノーの感触を楽しみながら歩きます♪

13:20 樹林帯を抜けてアイスバーンの急坂を登ります。スノーシューの前爪が効いて心強いです。

振り返ると素晴らしい絶景が・・・南に雄国沼と休憩舎

南東に猫魔ヶ岳(中央奥の高い山 1,404m)、左側の裏磐梯猫魔スキー場から雄国沼へ来る人も多いそうです。

東側、先程登ってきた谷の斜面は一面真っ白な霧氷~☆

雄国山の稜線に大きな雪庇が見えます。雪庇に向けて直登する人が見えるが危険なので止めた方が良いらしい。

ガイドさんが撮った写真をホームページから頂きました。

13:25 稜線に出ると西側の展望が開けます。左の白い山が飯豊連峰でちょっと感動!右は飯森山だそうです。
ここから雄国山山頂を目指して気持ちの良い稜線を登ります。先行の2人以外は下山まで誰にも会いませんでした。

ちょっと崩れたモンスターが現れました。1月は大きく成長していたとの事で残念です。

右側に大きく張り出した雪庇の上を歩いています。山頂の展望台が見えてきました。

13:50 雄国山(おぐにやま 1271.2m)到着、山頂の展望台には大きなエビの尻尾が出来ています。

山頂は日差しがないが、南方向の雄国沼と外輪山に日が当たりきれいです。

北東に吾妻連峰が見える筈ですが、今日は雲に隠れています。右奥に白い安達太良山が見えます。真っ白い湖は
左から檜原湖、小野川湖、秋元湖です。秋元湖にはスノーモービルの筋が見えます。帰りはこの斜面を下ります。
南東は磐梯山(1818.6m) こちらも山頂は雲隠れです。右奥が猫魔ヶ岳、手前中央は裏磐梯猫魔スキー場辺りです。
日が差してきたので磐梯山をバックに記念写真(*^^)v

南は雄国沼と古城ヶ峰(1287.8m)
歩いて来た雄国山の稜線、雄国沼、後方は会津若松市。

13:55 山頂滞在は5分、ガイドさんに促されて体が冷えない間に出発です。雄国パノラマコースを途中迄下ります。

エビの尻尾と妹

山頂近くの雪面は固くしまっています。凍りついた木々は真っ白で白銀の世界!

広い斜面を自由に歩いて、下の広場まで下ります。スノーシューが気持ちよく沈んで面白い~♪ 目の前は檜原湖。

皆さん走るように下っていきます。広い雪原を6人で貸し切り(^^♪

広場まで下ると、磐梯山の展望は最後、左下に櫛ヶ峰だけが見えました。手前右は猫魔スキー場のゲレンデです。
14:20 樹林帯に入り最初の休憩、大きなブナがいっぱいあります。

ここからは、迷うといけないので一列に並んで歩きます。

密集したブナの樹林帯、冬は明るいですね。

14:30 前のピークには登らず、この先の急斜面を右に下ります。大丈夫かなあ?

急斜面は木が密集していて、スノーシューが深く潜り、初心者の私は苦労しました。ここまで来ればもう安心(*^^)v

ゲレンデの様に見晴らしの良い斜面を自由に下ります。6人分の新しいトレースが出来ました。

木々の梢の氷りついた枝先が、まるで生き物のように伸びている!

霧氷のトンネルを下る。左に行くと登り返しがあるので右に来るように、ガイドさんから指示が出ます。

14:50 大きなブナに囲まれて2回目の休憩をします。疲れていないか聞かれたが不思議に元気いっぱいです。

標高が下がり樹高が高くなってきましたが、霧氷の森はまだ続きます。

ガイドさんがカモシカの足跡を見つけました。意外に小さくて深く潜っています。

15:08 梢だけに霧氷がついたカラマツの樹林に入ります。この辺りから湿雪になり急斜面の下りは歩き辛いです。
15:15 ガイドさんが作ってくれた車道に出るステップを下りて、少し右に行くと雄子沢登山口の駐車場に着きました。

同行して頂いた3人の先輩にお礼を言い、2台の車を見送ってから、ガイドさんの車でホテルまで送って貰います。
16:55 荷物を整理してから5階の展望ラウンジに行くと、櫛ヶ峰・磐梯山・猫魔ヶ岳(左から)がきれいに見えます。
明日は中央に見える裏磐梯スキー場から、磐梯山の噴火口あるイエローフォールに行く予定です。

反対側の展望ラウンジからは、檜原湖と夕日が見えました。露天風呂でゆっくり疲れを取って、6時半から夕食です。

18:30 今夜は「東北6県 日本酒飲み比べ」を注文、私は青森と福島のお酒を頂きました。日曜日のレストランは年配客が多く、昨日と比べて静かで寂しいくらいです。お昼が少しなので今夜も好きなものだけ満腹まで食しました(*^_^*)

毎日開催スノーシューツアーは前日の20時まで申し込めます。天気予報は雪ですが折角来たので予約しました。
もっと疲れるかと思っていたのに、意外と元気でまだまだ歩けそうです(*^^)v 今日は晴れて良かった~♪
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