黒岳 2013年9月20日2013年09月25日

3日目は、黒岳ロープウェイとリフトに乗り、黒岳7合目から黒岳、風が大丈夫なら御鉢平展望台まで往復します。
天気予報は、☁☀ 稜線で風速33mの強風!ロープウェイは動いているそうなので、取り敢えず朝一で出かけます。

                    ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます。
                         
九合目付近から、まねき岩と紅葉

                    黒岳山頂から御鉢平方面、台風並みの強風が吹く

【コースタイム】 ☀
ホテル(車)→黒岳ロープウェイ乗り場6:00(ロープウェイ)→五合目駅6:20(ペアリフト)→七合目駅(1,510m)6:45
~7:26八合目~7:50九合目(休憩)8:00~8:35黒岳(1,984m)8:48~9:10九合目(休憩)9:20~10:13八合目
~10:43七合目駅(ペアリフト)→11:10五合目駅(ロープウェイ)11:20→黒岳ロープウェイ駅(車)→11:40ホテル

5:00起床、今日もコンビニのパンで朝食、お弁当はおにぎりですが、手違いで3人分しかなく我慢する。車でロープウェイ乗り場に行き、6:00始発の列に並ぶ。101人乗りのロープウェイは満員です!画像は層雲峡・黒岳ロープウェイ駅

五合目駅から遊歩道をペアリフト乗り場に行く。正面に黒岳とまねき岩が見える。紅葉が期待できそうです(^^♪
寒いのでフリースとレインスーツの上着を着る。リフトからエゾオヤマノリンドウや紅葉したチングルマが見えた。

         七合目リフト駅(1,510m)の横に登山事務所がある。入山届を書いて、6:45に出発する。

           七合目リフト駅横の展望台から北東にニセイカウシュッペ(左)、朝陽山(手前中央)

                  上の画像に続き、屏風岳(中央奥)、右へ武利岳、武華岳

6:52 七合目の標識、黒岳の登山道は整備されているが雨の後はぬかるんで歩きにくい。今日は乾いていてラッキー
です。早朝は薄曇りで寒かったが、予報に反して直ぐ晴れてきたので、登っていると暑い^^; フリースと上着を脱ぐ。

   紅葉は七合目辺りが見頃です。黄葉したダケカンバとニセイカウシュッペ(中央奥)、左奥に天塩岳が見える

           ダイセツトリカブトの花と果実、他にナガバノキタアザミ、コガネギクが咲いていた

  七合目で朝焼けのシルエットだった雄阿寒岳、フップシ岳、雌阿寒岳、阿寒富士(左から)が遥か彼方に見える

   7:26 八合目の展望台ベンチは通過、九合目手前のチシマヒョウタンボクの群生地、赤い実がいっぱい♪

                     まねき岩が見えてくるとそろそろ九合目です

             7:50 九合目のベンチで休憩、黒岳斜面の紅葉と駒草平方面?の台地

             望遠で色とりどりの紅葉、ウラジロナナカマド、ミネカエデ、ダケカンバなど

九合目半付近、黒岳山頂から次々下山してくる人たちが皆、「凄い風に吹き飛ばされそうで寒い!風速26mの暴風」などと話される。私達も山頂直前でフリース、ダウン、レインスーツ、フリースの帽子と手袋をつけて最後の登りです。

8:35 灌木の道から黒岳山頂に出た途端、ものすごい強風が前から吹き付けてくる。耐風姿勢で山頂の標識に行く。
先に来た人たちが座って記念写真です。私達も見習って写真を撮るが、カメラを持つ方は顔に小石が当たり痛い!

      風速26m、吹きさらしの黒岳山頂(1,948m)は立っていられない。岩に体を預け座って展望写真を撮る
      南西側、御鉢平を中心に、左から北海岳、間宮岳、中岳、北鎮岳、凌雲岳、黒岳石室へ下る登山道
      登ってきた黒岳の東斜面は晴れていたのに、御鉢平一帯は異様な雲行で、昨日の雪が残っている

  間宮岳の上に頭を見せる旭岳(2,291m)、右に熊ヶ岳(2,108m)も少しだけ見える。中央右グレーの所が御鉢平

    西側、左から北鎮岳(2,244m)、凌雲岳(2,125m)、上川岳(背後 1,884m)、桂月岳(1,938m)、山頂お社の屋根

                 北鎮岳(左)は登山初日に反対側から眺めました。凌雲岳(右)

 南側、左から東岳(2,067m)、赤岳(2,078m)、小泉岳(2,158m)、烏帽子岳(手前の山 2,072m)、白雲岳(2229.5m)
 監視小屋の裏手に回り写真を撮るが、私が飛ばされない様にとFさんが支えてくれる。妹は2回も帽子を飛ばす!

   南西側、白雲岳、北海岳(台地上の山 2,149m)、間宮岳(2,185m)、中岳(2,113m)、黒岳石室に下る登山道
   山慣れた人は、強風でも黒岳石室の方に下って行かれる。見ていたら少し下ると風は収まるみたいですね
   ほとんどの人は黒岳で引き返されるし、この後天候が急変したら危険なので、私達も戻ることにしました^^;

8:48 10分程の滞在で下山開始、山頂を離れると強風が嘘のように穏やかな晴天で、フリースの帽子とダウンを脱ぐ
下から登ってくる団体のガイドさんが、私達の服装を例に出して、山頂の悪天を説明しているのを聞いて苦笑(*^_^*)
9:10 九合目で10分だけ休憩して歩き始めると、明るい太陽の日差しに、紅葉した山の斜面が美しく輝き始める(^^♪

     黒岳から先に進めなくて残念だったが、時間はたっぷりあるので、紅葉を愛でながらゆっくり下山する

                       九合目付近から、まねき岩と紅葉の斜面

                       錦織の斜面がずっと下まで続いている                   

         八合目付近、薄緑色のササ、真っ赤なナナカマド、黄色いダケカンバのコントラストが素敵!

                  九合目のナナカマドは葉を落として真っ赤な実だけが残る

               これから登る方も多く、立ち止まってきれいな紅葉を眺めておられる

                     先程上から見た笹原の紅葉を横から眺める

                      この辺りはちょうど見頃でとてもきれいです

10:13 八合目に到着、少し下った階段に蝶がいた。 調べたらエルタテハ?裏羽にL(エル)という白い模様がある。

10:43 七合目リフト駅に到着、リフトとロープウェイを乗り継いで下山し、車で層雲閣グランドホテルに戻る(下の画像)
簡単に昼食を済ませて、3人は露天風呂の温泉で疲れを癒しお昼寝、元気な妹は、層雲峡の散策に出かけました。

夕刻、4人で層雲峡ビジターセンターに行く。昨日降った雪が、今日は融けてなかったと言ったら驚いておられた。
3日連続訪問してお世話になった 層雲峡ビジターセンター 参考にしたHP 大雪山GSS山岳パトロール日誌

18:00 夕食のバイキングに行くと、今夜はロシア人の団体さんがいっぱい!北海道は韓国、中国を始め多くの外国人が来られますが、ロシアの人と会うのは初めてです。妹はお風呂でロシアの人と話たそうで面白かったそうです。
明日は、出来れば高原温泉沼めぐりに行きたかったのですが、アクセスの道が悪いのと、事前のトレーニング不足で私の膝が痛いので諦めました。明日は富良野へドライブです(^^♪