佐渡3日目(1)ドンデン高原ロッジ~マトネ~石花越 2025年5月14日 ― 2025年05月14日
3日目は金北山縦走路の石花越まで行き、少しだけ石花登山口の方に下り、もと来た道を戻ります。2014年に
石花登山口から石花越まで往復した懐かしい道です。今日も良いお天気で、ゆっくり歩いて花を楽しみます~♡
【コースタイム】 ☀ 穏やかな晴天が続く 両津最低気温11.1℃ 最高気温21..2℃ 平均風速1.5m
ドンデン高原ロッジ(朝食6:15)7:40~8:05金北山縦走路入口~8:25アオネバ十字路~9:45マトネ(休憩)9:57
~10:25石花越分岐点~10:50カレー清水~11:00折り返し点~11:40石花越(昼食)12:05~12:40マトネ
~14:05アオネバ十字路~14:35金北山縦走路入口~15:15ドンデン高原ロッジ(夕食7:15)
夕食の時にロッジのスタッフさんが日の出は4時40分と話されていたので、4時20分に起きて展望テラスに出ました
4:35 鳥海山の方向から昇るご来光が雲の隙間から見えた。4:48 太陽があがり海面を照らす光の帯がとても美しい

5:30 コーヒーの無料サービスがある。展望デッキで海と山を眺めながらのコーヒータイムは贅沢で、良い香りが漂う
6:15 朝食もバイキング、皆さん和食を食べておられるが、私はサラダとパン、ゴボウサラダ、バナナミルクが美味しい

6:40 薄っすら飯豊山が見える。残雪の縞模様が綺麗ですが、カメラには写りません

朝は気温が低いので、金北山山頂の建物がはっきり見える

展望テラスとドンデン高原ロッジの宿泊棟、奥のプラネタリウム棟は相部屋になっている

昨日出会った若者3人グループがキャンプサイトを出発、今日はアオネバをピストンしてから金北山に行くそうだ

7:40 ドンデン高原ロッジを出発、昨日歩いた佐渡縦貫線の車道を下る。金北山に行く人たちは早くに出発されている

今日のコースは、ここからマトネ(青↓)に登り、燭台禿(緑↓)を通り、石花越(黄↓)から向こう側に少し下る

ヘアピンカーブから、昨日歩いた尻立山が見える。※帰り道、道路の傍の茂みにオオミスミソウを見つけた

昨日はオオミスミソウに夢中で写さなかったが、白いキクザキイチゲもいっぱい咲いている

8:05 金北山縦走路入口、私たちは左に曲がる。まっすぐ行くとドンデン池に行ける

8:25 アオネバ十字路、左はアオネバ登山口、直進はマトネ、右の林道は地図では行き止まりの様?

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濃いブルーのスミレサイシン ※今日歩いた登山道の至る所でスミレが綺麗な花を咲かせていた
登り始めるとすぐにシラネアオイロードになる。ここで抜かして貰ったグループからは何度も歓声が上がっていた

オトメエンゴサクもいっぱい

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シラネアオイ・・・開ききった花は薄いピンク色で透き通っている
咲き始めは紫色に近い
今日は別嬪さんのキクザキイチゲに山盛り出会った
開き始めの上の花・・・帰り道ではちゃんと咲いていた!
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オオミスミソウの大きな株が見つかり、ザックをおろして撮影・・・出発が遅いのでほとんど人がいない
上は白い花、これは淡いピンク色に紫の蕊
この花は横に並んで咲いていて、三角の葉っぱがよく見える
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スミレサイシン・・・つんとした立ち姿がお洒落
エンレイソウ、がく片は薄い黄緑色で咲き始め?
右上に広い谷があり登山道は泥濘状態、ここはサンカヨウの群生地で花はこれからだが、少しだけ開花している

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この先マトネの山頂までずっとカタクリロードが続く。蕊の綺麗な新しいお花を見つけてカメラに収める(^^♪
後姿も素敵です。佐渡のカタクリは葉っぱに斑がない

掘れた登山道の両側が雑木林になっていて、ずっと奥までカタクリが咲いている

タチツボスミレとオオイワカガミの蕾

芽吹いたばかりの樹林帯は明るく、谷には少しだけ雪が残っている。ずっと登り坂だが涼しいので助かります(*^-^*)

ユキザサの小さな蕾

淡いブルーのキクザキイチゲが道の傍に咲いていてラッキー♪

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八重咲のブルーのキクザキイチゲとエンレイソウ・・・花が大きくてボリュームがある
平坦な広場に残雪・・・2014年は一面の雪でしたがここでお昼ご飯を食べた

所要時間が判らないので、カタクリは程々に・・・帰り道で時間があったのでいっぱい撮りました

後半は悪路の急登が続き、雪融け水も流れているので大変、2組のご夫婦に抜かして貰った

妹が写しているのは・・・白花のスミレサイシン

右側に平坦な広場があり奥の方までずっとカタクリ・・・人がむやみに踏み込まず自然が守られているのが嬉しい

登り最後の雪道は、枝をかき分けて登る

9:45 マトネ(937.5m)に到着、1組のご夫婦が休憩されていて記念写真を撮って貰った

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ネマガリタケの道の向こうに金北山が見える。手前の山は杉のツンブリ、気温が上がりブヨが多くなり始める!
枯草の中にマキノスミレが咲いている
10:03 燭台禿の斜面には大きな雪渓が残っている。奥に見えるのは金北山
右下の山は岨巒堂山で麓は工事中、アオネバ登山口はその近くにある。両津湾と加茂湖、小佐渡山地
昨日登った尻立山(紫↓)とドンデン山(赤紫↓)、出発したドンデン高原ロッジは裏側で見えない
西に高ズコウ山、松倉山、奥は日本海

薄紫色のオトメスミレ(左)、タチツボスミレ ※妹の写真

白色のニシキゴロモがたくさん

咲き始めのオオイワカガミ、稜線に出ると違った花が見られる

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リョウブの新芽の向こうに金北山縦走路、新緑の美しい鞍部が石花越です
灌木の根元にタチツボスミレが山盛り

10:25 石花越分岐点(いしげごえ)に到着、若いご夫婦が休憩中、ここから縦走路を離れて右に下る

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ザレた細い道を少しだけ下る。ミヤマカタバミが可愛い
ちいさな沢沿いの道になり、左の斜面にニリンソウとキクザキイチゲがいっぱい咲いている(^^♪
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石花登山口から登ってきた男性に出会い、カレー清水はここから100mほどらしい。つづら折りの道をどんどん下る
妹の右側はカタクリ、キクザキイチゲ、オトメエンゴサクが一面に咲いている(^^♪
左は青いキクザキイチゲもいっぱい、望遠カメラでないので雰囲気だけ
瑞々しい純白のキグサキイチゲ、沢沿いの林床なので元気
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道は平坦になりもう直ぐかな? しゃがんで花を写すのは疲れるが、2人とも夢中
初めて花を開かせたカタクリ、花びらの上にさらっびんの雄蕊が乗っかっている
新緑が美しい樹林帯から流れ込む沢

10:50 カレー清水に到着、ちいさな沢できれいな水が流れている

私の体力を考えて、11時に引き返すことにしてもう少し進む。イチリンソウとフッキソウが群生

沢筋にネコノメソウがいっぱい

11:00 次の沢渡りの所で引き返す。先に杉林が見えてオオミスミソウの群生地まで近い筈なので、妹に申し訳ない!

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沢の傍に咲く瑞々しいキクザキイチゲにお別れを言う
帰りは意外に早くマトネまで戻れて時間がたっぷり、余裕でお花の写真が撮れました\(^o^)/ パート(2)に続く
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