ドロミテ(マルモラーダ展望) 2015年7月16日2015年07月16日

今日は、コルバラからチベッタ山麓のアレゲに移動します。専用車なので、お天気が良ければ、2つの展望台に上がる予定で楽しみ~♪セラ山群のサッソ・ポルドイ展望台とマルモラーダ展望台で、共にパンフレットに記載ありません
途中、ポルドイ峠からフェダイア湖まで3時間ハイキングもします。展望台は1つしか行けなかったけど、良かったです
【☀~☁~☂】 晴れているのに山頂に雲がかかり、展望が得られず、アレゲに着くと小雨が降り出した

5:30 起床、荷造りしてスーツケースを玄関に出す 7:30 朝食、チーズとハムは全種類、小玉葱の酢漬けが美味しい

              8:30 専用車で出発、素晴らしかったコルバラの街とサッソンガーにお別れ

            バスが通った、コルバラ~アラッパ~ポルドイ峠は、サイクリストの人気コース

9:13 ポルドイ峠(2,239m)下車、ドロミテの自動車道で一番標高の高い峠、自転車レースのジロ・デ・イタリアで有名、
ツールド・フランスと、ジロ・デ・イタリアで優勝した、1940~50年代の自転車選手ファースト・コッピの石碑があった。

     ロープウェーで、サッソ・ポルドイ展望台(2,950m)まで上がると素晴らしい展望が待っているはず・・・
     なのに、ガイドさんは山頂は雲がかかっていて、お天気は下り坂なので、今日は行かないと仰った!

       ホテル・サボイア、私が参加したツアーは、昨年までコルバラでなく、この山岳ホテルに2泊だった

 ドロミテでは、このような戦跡を各所で見る。南チロルは、1918年にオーストリアからイタリアに割譲されたそうだ

9:34 私の展望台へ行く期待も空しくハイキング開始、№601をフェダイア湖まで歩く。フェダイア峠 2時間50分とある

                              とてもちいさな教会

                 聖母マリアのステンドグラスがあり、赤いローソクに火がともる

         遠くの岩にマーモットがいた・・・鳴き声は何度も聞いたが、ドロミテで見たのは初めて

                9:57 Col Dei Rossi 通過、 セイヨウキンバイソウ (バターカッブ)

                        チシマフウロによく似た花が大群生

                          今度はカラフトゲンゲが一面

                 緑豊かな斜面をトラバース、シレネ・ブルガリス (シラタマソウ)

                              ドロニクム・クルシイ

                     ニグリテラ・ニグラ、バニラの香りがかすかにする

                            オキナグサの大きな穂

                              ミヤマツリガネソウ

  10:35 フェダイア湖が見えてきた。右にマルモラーダを見ながらの展望ハイキングだが、今日は全く見えない

                      スウススレア・ディスコロル (トウヒレン属)

            10:42 フェダイア湖とマルモラーダの絶景撮影ポイント・・・テンションあがらず

                     お花畑が続くが、展望はほとんどなく黙々と歩く

                        10:56 Viel Dai Pan ヒュッテ (2,132m)

                        お昼にはまだ早いが、ちょっと中を覗く

                  展望が素晴らしくて人気の小屋、沢山のハイカーがおられる

                  ブルーの窓が印象的な小屋、日差しはあるのに展望は無し

            10:59 出発、左側からどんどん雲が湧いている。下からもハイカーが登ってきた

                               ハンニチバナ

                おもしろい機械発見・・・雪崩除けに水を噴射する機械だそうです

                     マルモラーダが正面に見えるが山頂付近はガス

                       フィティウマ・オルビクラレ (魔女の爪)

                              フタマタタンポポ

                       11;48右に曲がり、 フェダイア湖に下る

                    ここからは急な下り、滑らない様に気を付けて歩く

                            シルベストリス (ナデシコ)

                    ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
                    マルモラーダの巨大な山容と氷河の一部が見える

           12:32 フェダイア湖到着、マルモラーダ氷河の雪解け水だと思うが、水量は少ない

                       車道になっている堰堤にレストランがある

                   12:36 マルモラーダ・ヒュッテ(2,050m)のテラスで昼食

                           ペペロンチーノとラードラー

                    ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
フェダイア湖から、マルモラーダ氷河の末端付近に昇る立乗りの籠リフトがある。中央にリフトの柱と山上駅が見える

    13:42 フェダイア湖に迎えに来てくれた専用車に乗って出発、湖の左側の雪崩除けのある道路を行く

     14:00 マルガ・チャペラ(1,450m 往復18ユーロ) 楽しみにしていたマルモラーダ展望台に昇る

       少し曇ってきたので、展望は期待できないが、ロープウェーを2回乗り換えて氷河の上まで行く

           14:07 マルガ・チャペラ(1,450m) 出発、大きなロープウェーですが乗客は少ない 

                        直ぐ前に見える大きな岩盤の上に昇る

    14:16 アンテルモジャ(2,350m) 1つ目の乗換駅、上から下りてきたロープウェーは学生さんで超満員

 14:21 セラウタ(2,950m) 2つ目の乗換駅、レストラン、ミュージアム、トイレがある。広い岩盤の上を歩く人が見える

                 最後はマルモラーダ氷河の上を通る、氷河のクレバスが見えた

                         左下にフェダイア湖、右が途中駅

                  14:37 プンタ・ロッカ(P.rocca 3,265m) まず1階上に上がる

                            鉄製の階段を下りる

                  マルモラーダ氷河の上に出た! 駅舎の上が展望台です

                一つ先の岩まで氷河歩きを体験~♪ 表面は融けていて柔らかい

                   ガスが上がってきたので直ぐに戻る。右側は絶壁です

                  15:03 マルモラーダ展望台、ガスでほとんど何も見えない

                     氷河の先にフェダイア湖が薄っすら見えて感激!

   寒暖計は9℃、防寒にレインスーツを着こんたが、風もなくて暖かい。 15:06 下山、専用車でアレゲに向かう

   16:00 アレゲ (スポーツホテル・ヨーロッパ) 小雨が降り、ベランダからレインコート姿の子供たちが見える

            204号室 狭いが設備は快適だし、ベランダからアレゲ湖が見えて眺めが良い

                      ダイニングの入口、クラシック調のホテル

                              かわいい木靴

               16:28 雨が止んだので、ホテルの裏側から、アレゲの村を散歩する

                坂を登る途中に教会があり、向かいがCoop、小さなスーパーです

                     アレゲ湖に戻って、ホテルを写す、気温は24℃

               ホテルの背後にチベッタが見えて、明日のハイキングが楽しみです

                      アレゲ湖に映る山並、標高970mの静かな村

20:00 夕食、ダイニングはとても広かったのに、イタリア人の団体で混んでいた!食事中もずっとやかましくて閉口^^;

   前菜は生ハムのパスタ、下手な写真より美味しい、地元産のスパーリングワインがとっても美味しい(^^♪

                    名前を失念・・・ミラノ風カツレツみたいなものだった

    デザートは、毎回ジェラートで決まり・・・アーモンドとバニラ、10時前に食事が終わって直ぐ就寝

晴れているのに展望がないと言う、今回のドロミテで一番悔いの残る日でした。当初マルモラーダは籠リフトの予定
だったのが、ロープウェーで山頂近くまで行けたのでラッキーだったかな(*^^)v 雨もバスからホテルに入る時だけ、
明日は、晴れの予報なので期待して早寝します。あっという間に、もう最後のハイキングになりました!