ツール・ド・モンテローザ(9) モンテモロ峠 2011年7月16日2019年03月09日

目覚めるときれいな朝焼けで、モンテローザの東壁が赤く染まっていた!私達のTMRは6日目で今日が最終日、
コースタイムは3時間、ロープウェイでモンテモロ峠に登り、マットマルク湖まで下る楽々ハイキングです(*^_^*)
モンテモロ峠でイタリアからスイスに戻り、憧れのサースフェーで宿泊します。写真が多いので、2部に分けました。

※モンテローザ山群・・・北から10個の代表的な峰、イタリア側からたくさんの頂きを眺める事が出来た
➀ノルトエント(4,609m) ②デュフール・シュピッシェ(最高峰、アルプス第2位 4,634m) ➂ツムシュタイン(4,563m)
④プンタ・ニフェッティ(別名シグナールクッペ 4,554m マルゲリータ小屋がある) ⑤パロット・シュピッツェ(4,436m) 
➅ルートヴィッヒヘーエ(4,342m) ⑦コルノ・ネロ(4,322m) ⑧バルメンホルン(4,167m) 
⑨ヴァンサン・ピラミッド(4,215m) ⑩プンタ・ジョルダーニ(4,046m)

【行程】 ☀ ☁
マクニャーガ(7:30 朝食)8:40~8:45ロープウェイ乗り場8:55→9:15山上駅Rifugio Oberto9:20~9:35モンテモロ峠9:45
~11:00緑の草原(休憩)11:20~12:00Distelalp~13:20マットマルク湖(昼食)14:40(ポストバス)→15:05サースグルント
(ポストバス)→15:20サースフェー、ホテル16:10(散策)~17:30ホテル
ホテル・ヨーロッパ(ハンニックゴンドラ乗り場横、大きなホテルの別館2階、部屋は広くて快適、レストランが大混雑)
★昼食(ロシティ、サラダ、リベラ)CHF17.5 ポストバスCHF5.6 お土産TシャツCHF17.9 絵葉書と切手CHF15

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        地図・・・ツール モンテローザ 1/50,000 (黄色が歩いたコース、オレンジはTMRのコース)

 5:50 目覚めると窓からきれいな朝焼けが見える(^^♪ モンテローザの東壁は大岩壁で、スイス側とは対照的だ

         プンタ・ニフェッティ(左の岩峰 4,554m)、ツムシュタインシュピッツェ(右の雪山 4,563m)

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    デュフールシュピッツェ(左 4,634m)、モンテローザの最高峰でアルプス第2位、ノルノエント(右 4,609m)

               大迫力の絶壁・・・ノルノエント(4,609m)は、モンテローザで2番目の高峰

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          6:47 明るくなったのでもう一度撮影、ノルトエントはマクニャーガから一番近く見える

                  デュフールシュピッツェ(左 4,634m)、ノルノエント(右 4,609m)

              ツムシュタインシュピッツェ(左 4,563m)、デュフールシュピッツェ(右 4,634m)

          プンタ・ニフェッティ(左の岩峰 4,554m)、ツムシュタインシュピッツェ(右の雪山 4,563m)

     7:13 太陽がアンザスカ谷を照らしはじめる。※イタリア語のモンテローザを直訳すると「バラ色の山」で
     朝日に染まる山と言われるが、氷河を意味する「roisa」が語源と言う説もある。美しい朝焼けでした(^^♪

               モンテローザはイタリアとスイスの国境にあり、スイスの最高峰です

                デュフールシュピッツェとノルノエント、青空に岩壁が白く輝く~☆

                       7:30 朝食、1階はレストランになっていて広い

                          8:40 出発、早や雲が湧きあがる!

           8:55 ちいさなロープウェイに乗る。マクニャーガ(1,317m)→アルペ・ビル(1,700m)

 窓からモンテローザ全容・・・プンタ・ニフェッティ、ツムシュタインシュピッツェ、デュフールシュピッツェ、ノルノエント

                    マクニャーガの谷の奥にベルベデーレ氷河が見える

   9:15 ロープウェイを乗り継ぎ山上駅のRifugio Oberto(2,810m)に到着、ガスが湧きあがり山が隠れてしまう^^;

                       中央のモンテモロ峠に向かって岩場を登る

       峠には金のマリア像がイタリア側を向いて立っている。最後は岩場に付けられた杭の階段を登る

   9:35 モンテモロ峠(2,868m)に到着、ホワイトアウトで風が強く寒い!イタリア側のロープウェイ駅と小さな池

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           一瞬だが、プンタ・ニフェッティ(左)、ツムシュタインシュピッツェ(右の雪山)が見えた
           プンタ・ニフェッティはシグナールクッペとも呼ばれ、山頂にマルゲリータ小屋がある

     北側、雲の間からスイスのサース谷とマットマルク湖が見えた。谷の奥はビーチホルン(3,934m)

              9:45 しばらく待つがガスがあがらないので出発、最後のイタリア語標識

                             急な岩場を慎重に下る

          峠がイタリアとスイスの国境で、ハイキング標識もスイス式・・・マットマルク 3h とある

             道はすぐ左に折れて岩盤の上を歩く。怖そうだが滑らないので大丈夫(*^_^*)

立派な石畳の道で一部雪渓も残っている。※サースフェーのパンフレットによると・・・この道はサース谷とイタリアの
ヴァルザー人開拓地のマクニャーガを結ぶ歴史的な道で、幅広く精巧に重ねられた板石の道をモンテモロ峠まで
登るとある。ヴァリス地域の最初の都市はローマ人によって建設され、当時サース谷の峠道があったと推測される。

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      10:32 ガスが切れて気持ちの良い風景が広がる。左の雲の合間にミシャベル山群の山が見える

     時間がたっふりあるので、ゆっくり展望を楽しむ(^^♪ これから右下の緑の草原まで岩の道を下る

            大きなザックを背負ったカップルが登ってきた。行く手を見上げて~こんな道です

                  岩盤の地層・・・冬の氷点下の気温?でひび割れが目立つ

   今日はたくさんのハイカーと一緒だが日本人はいない。このお洒落なカップルとは下まで道連れだった~♪

                   11:00 緑の草原に降りてきた。中央の大岩で休憩です

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
美しいカール地形、右の岩場を降りてきた。モンテモロ峠にはどんどん雲が湧いている。彼らも素敵で絵になる~♡

  東は、シュトラールホルン(左4,190m)、Fruchthom(中央 3,795m)、風もなく暖かいのでここは休憩するのに良い

                     ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます
雲の切れ間にアラリンホルンとドム&ティッシュホルン?、ここは湿原になっていて、8月はワタスゲがきれいらしい♪

                             アラリンホルン(3,837m)

          シュトラールホルン(左4,190m)、Fruchthom(中央 3,795m)、左に氷河が流れ落ちている

  休憩中、ハイキングに来られたご夫婦から日本語で声をかけられた!TMRに来て初めて出逢った日本人です

11:20 出発、この後マットマルク湖岸で素晴らしい風景に出会い、午後はサースフェーの街歩きを楽しみます(*^_^*)