グリンデルワルト(1) メンリッヒェン 2007年6月25~26日2019年02月01日

冬の間、私はあまり山に行けないので、以前に歩いた懐かしい海外トレッキングをブログにアップしたいと思います。
➀ ②はフィルムカメラなので後にして、➂ ④ ⑤を順番に作ります。➅ ⑦はブログにアップ済みです。

【海外の旅の記録】   観光旅行・・➀⑦ トレッキング旅行・・②➂➃⑤➅
➀ 2003年7月5日(土)~14日(月)    スイス三大名峰の旅 (スイス・フランス) 1日目にリンク
② 2006年7月9日(日)~16日(日)     アシニボインロッジとレイクルイーズ (カナダ)
➂ 2007年6月25日(月)~7月6日(金)   スイスアルプス・スカイライン・ハイキング (スイス・フランス) 当ページ
➃ 2010年7月15日(木)~7月26日(月)  ツール・ド・モンブラン (フランス・イタリア)  1日目にリンク
⑤ 2011年7月9日(土)~21日(木)     ツール・ド・モンテローザ (スイス・イタリア) 1日目にリンク
➅ 2015年7月10日(金)~19日(日)    ドロミテ展望ハイキング (イタリア) 1日目にリンク
➆ 2018年5月14日(月)~23日(水)    イタリア大周遊 (イタリア) 1日目にリンク

参考図書・・・グリンデルワルト(1、2、3) ツェルマット(4、5、6) シャモニー(7、8、9) で参考にさせて頂きました。
海外登山ガイド 海外登山ガイド グリンデルワルト・ツェルマット・シャモニ周辺を歩く 小川清美著 山と渓谷社
地球の歩き方 スイス ダイヤモンド社
スイスアルプス高山植物ポケットガイド 岡田季代子著
スイス公式地図 1:50000 BERNER OBERLAND、 MATTERHORN MISCHABEL、 MONTBRAN GRAND CONBIN

2006年に行ったトレッキングツアー、カナダ 「アシニボインロッジとレイクルイーズ8日間」が良かったので、2007年は
同じツアー会社の、「スイスアルプス・スカイライン・ハイキング12日間」に、友人と2人で参加しました。
私が憧れているスイスの鉄道をたくさん利用出来たので、個人旅行の気分が味わえて楽しかったです(^^♪
日程はグリンデルワルト・ツェルマット・シャモニで、3連泊するので、一日中のんびりハイキングが出来ます。
3ヶ所の「山の上のホテル」では、素晴らしい展望と温かいおもてなしに、夢の様な時が流れました~☆
※アルパインツアーサービス(株) スイスアルプス・スカイライン・ハイキング12日間 参加者15人 リーダー1人
※このツアーの特色は、3つの村で3連泊する内の1日だけ、風景が美しい山上のホテルに泊まる事です

          都市と鉄道駅の位置が簡単にわかるフリーのスイスの鉄道地図をお借りしました                
                    ※click!のある画像は拡大してご覧いただけます

【スイスアルプス・スカイライン・ハイキング 1~2日目】
関空11時10分発のKMLオランダ航空に乗り、アムステルダム・スキポール空港で乗り継ぎ、現地時間午後10時10分
チューリッヒ・クローテン空港に到着、18時間の長い空の旅でした。朝早くに自宅を出たのでホテルでは爆睡~!
翌日は、スイスの鉄道を乗り継いで、メンリッヒェンの山のホテルに移動、車窓からのスイスらしい風景に感動する。
観光旅行なら、インターラーケンで下車だが、参加者は自然が好きな方ばかりで、ラウターブルンネンまで乗り継ぎ、
シュタウプバッハの滝を見学できました。行程の一部だけでも、自分たちで決められるのは嬉しいです。
メンリッヒェン、山の上のホテルは建物と展望が素晴らしく夢見心地です。お花畑も綺麗で初日から最高\(^o^)/

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              ラウターブルンネンから眺めた、ユングフラウ(中央)とシルバーホルン(右)          

                        メンリッヒェンのお花畑 (バターボール)

  WAB車窓から有名な渓谷風景・・・左に氷河から流れ出る白濁した小川、中央に教会、シュタウプバッハの滝

【行程】 6/25 ☀一時☂ 6/26 ☀夕方☁ Mさん 合計2人 ※15人のトレッキングツアーに参加
※日本との時差は-7時間(サマータイム) ※両替レート(関空) ユーロ \169.91 スイスフラン \104.71

6/25 JR京都7:16(はるか7号)→8:54関西空港11:10(KLM868便)→現地時間16:20アムステルダム・スキポール空港
20:45(KLM1969便)→22:10チューリッヒ・クローテン空港(参加者の体調不良で1時間待機)~23:40空港近くのホテル
(NHエアーポート 2F113号室 空港徒歩圏内のきれいなホテル 朝食が美味しい 就寝6/26 1:30)

アムステルダムの空港ロビーから写す。4時間のトランジット中に、オランダの木靴の陶器制キーホルダーを買った

チューリッヒ・クローテン空港のモノレール乗り場、トンネルの中を走っている間、壁にスイスアルプスの映像が映った
到着時刻が遅かったので、入国審査は空いている。「stamp please」と言ったら、運よくスイス入国スタンプが貰えた

6/26 ホテル8:45~チューリッヒ空港駅 (水 CHF0.9) 9:39(SBB)→12:05インターラーケン・オスト12:20(BOB)→
12:45ラウターブルンネン~シュタウプバッハの滝(昼食)~14:20(WAB)→14:30ヴェンゲン散策15:30(ロープウェイ)→
15:35メンリッヒェン~メンリッヒェン山頂~ホテル ベルグハウス・メンリッヒェン(3F 33号室 快適な山上ホテル)
18:50 夕食(子牛のソテー 生ビール CHF3)

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                       ツアー会社から貰ったハイキング地図

6:30 起床、朝食はとても美味しい・・・パンは焼きたて、チーズとハムの種類も豊富です。1泊2日の荷物をリュックに
詰めて、スーツケースは鉄道輸送のライゼゲペックでグリンデルワルト駅に送りました。ミグロで今日飲む水を買う

チューリッヒ空港駅のホームは地下にある。素敵な電車が来た(^^♪ シティナイトラインはドイツに行く寝台列車です

9:39 憧れだったスイス国鉄(SBB)に乗車、チューリッヒ⇒ベルン⇒シュピーツ⇒インターラーケンオストまで乗換なし

          9:55 チューリッヒ中央駅、停車中に下車して、急いで電車の写真を写しました(*^_^*)

  今回はスイスの鉄道が乗り放題のスイスパスを利用、ICの2階席はゆったりしていて、展望もバッチリ(*^_^*)

                       11:10 車窓からアーレ川とベルンの旧市街

                     11:27 トゥーン駅・・・トゥーン湖の観光船が停泊中

                  インターラーケン旧市街と少しだけ顔を見せたユングフラウ

  12:05 インターラーケン・オストで下車、反対ホームにゴールデンパスラインが停車中!憧れの車両に走り寄る

ゴールデンパスラインは、ルツェルン⇔インターラーケン⇔シュピーツ⇔ツヴァイジンメン⇔モントルーの人気列車♪

         シーニゲプラッテ鉄道・・・今回は乗らないが、いつかハイキングしたいシーニゲプラッテ

※旅行会社HISさんの地図が判り易いのでお借りしました。1~3日はこの周辺を観光していて、位置がよく判ります
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インターラーケンの観光はパスして、ベルナーオーバーラント鉄道(BOB)の前方車両に乗り、ラウターブルンネンへ
行く。後方車両はグリンデルワルト行きで、ツヴァイリッチュネン駅で分割される。グリンデルワルトは、黒い川沿い
ラウターブルンネンは、ヴァイセ・リッチーネ(白い川)沿いを走る。 ※氷河に混ざる岩石の成分で川の色が違う

 12:20 インターラーケン発、12:45 ラウターブルンネン着、右ホームの黄と緑の電車は、後で乗るヴェンゲン行き

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            雲が流れて、ユングフラウ(中央) シルバーホルン(右)が見えた(^^♪
            ベルナーオーバーラントは、ベルン(首都)の南に広がる高地の意味

 ツアーリーダーのお勧めで、ラウターブルンネンを皆で散策する。お店でパンを買い、芝生でお昼ごはん(*^_^*)
 シュタウプバッハの滝(落差300m ヨーロッパ第2位の落差) 右下のジグザグの道を登り、岩盤の遊歩道を行く

            滝の上部は大迫力!ミューレン方面の雪解け水が落下し、初夏は水量が多い

                     岩盤に掘られた遊歩道を登ると、滝の裏側に出る

                  遊歩道の終点、流れ落ちる雫がキラキラ光ってきれいです



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ラウターブルンネンの村を見下ろす。中段の村がこれから行くヴェンゲン、上の台地が今夜の宿泊地のメンリッヒェン

                 後から乗るWABの登山電車が、カーブの所で上下交差している

ベゴニアが綺麗な教会の墓地とシュタウプバッハの滝、ラウターブルンネンは「音が大きい泉」の意味で滝が多くある

 グリュッチアルプ行きのロープウェイは現在休止中、グリュッチアルプから山岳鉄道に乗るとミューレンに行ける

      14:20 ラウターブルンネン駅(795m)から、ヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)に乗り、ヴェンゲンに行く

  WABは急勾配で全線ラックレールが敷かれている。窓が開くので、車窓からきれいな写真が撮れてラッキー♪

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  車窓の風景・・・ヴァイセ・リッチーネ川(白い川)と教会、氷河で削られたU字谷の両側は高さ300mの断崖です

                  U字谷を見下ろす・・・シュタウプバッハの滝の上部が見える

14:30 ヴェンゲン(1,874m)に到着、最大25%の急勾配で。登りは機関車が後ろから押し上げ、下りは前で止めます!

ヴェンゲンはメンリッヒェン山を挟んで、グリンデルワルトの反対側に有る高原のリゾート地。後の山がメンリッヒェン

                ヴェンゲンの教会のベンチで休憩、右下にWABの線路が見える

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                      雲の隙間から突き出たユングフラウの山頂

  15:30 1時間の散策後、ロープウェイに5分乗ってメンリッヒェンに行く。少し寒くなってきたので、上着を着込む

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15:35 今夜の宿、ベルグハウス・メンリッヒェン(2,229m) 三角山はチュッケン、ベルナーオーバーラント三山は雲の中

左下がグリンデルワルト、グルントに下るメンリッヒェンバーンの赤いゴンドラが見える。かっこいいハイキング標識♡

          グループ用のちいさなダイニング、スイスの雰囲気がいっぱいの素敵なホテルです

    刺繍の飾り布が付いたちいさなカウベルをCHF85で買った。空港で買ったオランダの木靴・・・陶器です

16:00 メンリッヒェン山頂まで自由にハイキング、寒いのでレインスーツを着る。黄色い花はバターカップ (ミヤマキンポウゲ)  ロープウェイ駅舎の左下にインターラーケンのトゥーン湖、中央がホテル、右がメンリッヒェンバーンの駅舎

                 初めて見たバターボールの群生、花びらはわずかに開くだけ

             バターボール (トロリウス・エウロパエウス) キンポウゲ科 キンバイソウ属

              道の両側にお花畑が続く(^^♪ タンポポ、タカネシオガマ、エゾムラサキ

                      タカネシオガマ、バターカッブ、エゾムラサキ

               エゾムラサキ(ワスレナグサ属) 標高が高いのでとてもちいさくて可憐

                              アルプスシオン

                         素晴らしいお花畑に我を忘れる~♡

  崖の下にラウターブルンネンの村と滝が見える。寒くて手が凍えてきた・・・ホテルに帰ってシャワーをしよう

17:30 3F33号室の窓からアルプスの山々を一望、翌朝はアイガーなど、ベルナーオーバーラント三山が見えた(^^♪
シャワーはお湯もたっぷり使えて温まった。山に来ているのに、個室の暖かい部屋での~んびり出来て幸せです。

18:50~21:00 スイスのディナーはゆっくり、トマトが甘くておいしい。生ビールで乾杯!自己紹介などして話が弾んだ

ガイドさんの助言で、今朝早く起きたので時差ボケもなく、夜はぐっすり寝られた。曇りで星が見えなかったのが残念