ツェルマット(5) マッターホルン北壁展望 2007年6月30日 ― 2019年02月05日
今日も素晴らしい青空が広がる!マッターホルン北壁を間近に見ることが出来るコースを歩いてフーリまで下ります
フーリからロープウェイを乗継、ヨーロッパ最高地点の展望台、マッターホルン・グレーシャー・パラダイス展望台へ♪
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早朝、マッターホルン山頂に渦を巻く雲・・・凄い迫力
マッターホルン北壁展望ハイキング、近くで見ると幅が広い
マッターホルン・グレーシャー・パラダイス、展望台の十字架(3,883m)

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展望台からブライトホルン(4,164m) 急斜面の氷河を歩く登山者が見える
【行程】 ☀
7:00 ホテル(朝食)8:00~マッターホルン北壁展望ハイキング~10:00シュタッフェル(トイレCHF1)~11:05フーリ
(昼食 ポトフ CHF12)11:50~ロープウェイ乗り場12:05→12:20トロッケナー・シュテーク乗り場(ロープウェイ)→12:35
マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(展望台、氷河の洞窟)14:25→トロッケナー・シュテーク→フーリ(ゴンドラ)→
ヴィンケルマッテン乗り場~15:25ホテル16:10~ツェルマット散策~17:20ホテル(19:00夕食)
ホテル アルペン・ブリック2連泊(2F 川沿いにあり部屋の前が庭で展望が良い。部屋は広くてバス・トイレもきれい)
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ツアー会社から貰ったハイキング地図
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ツェルマット周辺の山岳地図・・・スイス公式地図から一部抜粋 1:50,000
5:45 部屋のテラスから、バラ色に染まるモンテ・ローザの朝焼けを待つが、ガスがかかり一部だけでした

6:04 マッターホルン山頂に渦を巻く雲に朝日が当たり虹色に・・・力強い写真が撮れた
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7:30 出発まで玄関前のテラスでくつろぐ。南側は素晴らしい青空が広がり気持ちが良い
ブライトホルン(4,165m) アルプス4,000m峰の中で最も登頂が簡単な山です。右下にトロッケナー・シュテークの駅舎
午後は、フーリからロープウェイを乗り継ぎ、氷河を越えてクライン・マッターホルンの穂先にある展望台に行きます
クライン・マッターホルン(3,883m 小さなの意味) 穂先にマッターホルン・グレーシャー・パラダイスの展望台がある
穂先の下にロープウェイの駅舎が見える。ロープウェイから、左の荒々しいウンタラー・テオドール氷河を間近に!
8:00 マッターホルン北壁展望ハイキングに出発、シュヴァルツゼー(2,583m)~シュタッフェル(2,139m) ホテル前に羊

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早朝は風がないので、ジュヴァルツゼーの湖面は鏡の様・・・ブライトホルン、クライン・マッターホルンと青空を映す
8:10 湖畔の小さな礼拝堂・・・雪のマリア礼拝堂と呼ばれ、左にキリストの十字架が立つ。寒いので重ね着している

礼拝堂の中に入ると、きれいな色彩のマリアとキリストの彫像があり旅の無事を祈った

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小さな湖を廻ると礼拝堂も映っていて美しい。マッターホルンはヘルンリ稜に隠れて見えない
放牧されている羊は可愛いベルを付けている。一頭の黒い羊は配色が反対、突然変異みたいです?

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8:25 再びマッターホルンが姿を現す・・・ヘルンリ稜にヘルンリ小屋(3,279m 左の赤い方) が見える(*^_^*)
8:35 道幅が広くなり右の広場で景色を眺める。北東に続くマッター谷の下がツェルマットです
赤いのはスキーの標識で、此処は 「Hermettji 」 ハイキング道はここから左にカーブします

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マッタ―谷の右、朝靄かかるフィンデルン氷河、リンプフィッシュホルン、緑の台地はリッフェルアルプ(2,211m 中段)
9:00 マッターホルン(4,478m)北壁が姿を見せる!広々としたアルプに左から右へ真直ぐ続く道が見えている
右端がツムット氷河、下に氷河が削った荒涼とした台地、峠の向こうはイタリアで、昔は峠越えをしたそうだ
間近で見る北壁は堂々としていて荘厳な感じがする。三大北壁の中で、少し安易に思っていたが圧倒的な大きさ!
左が東壁で、北壁との間のヘルンリ稜が一般的な登山ルートです。左下に見えるヘルンリ小屋が登山基地となる
北壁上部をアップ・・・凍った垂直の壁が凄い
真正面から見た北壁はすごい凹凸があり、山頂部は左に頭を傾けている。右の山裾はマッターホルン氷河です
きれいな稜線を持つ美しい山、暗~い北壁・・・そんなイメージは消えて迫力ある白い岩峰に魅了されました~♡
9:13 マッターホルン・トレイルのハイキング標識

ハイキング道はシュタッフェルアルプに下って行く

ドリアス・オクトペタラ (チョウノスケソウ) ヨーロッパでは葉をお茶にして飲むそうです
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9:25 柵に囲まれた湿原が現れ、右の方へ小川が流れ出ている。此処からジグザグの急坂を下る
トロリウス・エウロパエウス(バターボール) キンバイソウの仲間で、花は少ししか開かない

ドロデンドロン・フェルジネウム (アルペンローゼ) グリンデルワルト、ツェルマット、シャモニ、各地の樹林帯に咲く

9:40 きれいな沢沿いの道を下る。周辺はアルペンローゼが花盛り(^^♪ 氷河から流れ出た水はとても冷たい

背丈の低いカラマツが生育する樹林帯になる。シュヴァルツゼーから出逢ったのは数人で静かなハイキング道です

9:50 沢と分かれシュタッフェルアルプ(2,200m)に到着、レストランでトイレを借りる(CHF1)

草地に放牧された牛がいっぱい!シュタッフェル(2,200m)→フーリ(1,864m) 樹林帯の緩やかな車道をどんどん下る

10:18 左手に細長い湖があり、白い橋の所に分岐がある。左に曲がり坂を下るとツムット、フーリは真直ぐ行く

10:40 谷の向こうにツムットの集落が見える。ツムットのレストランに寄り道したかったなあ (*^_^*)

11:00 フーリのお花畑、紫はマツムシソウ、背丈のあるシャジン、マンテマ、フタマタタンポポなどが咲いている

11:05 フーリに到着、レストランで昼食、日本人が多いので日本語のメニューがある

おばあちゃんのポトフ(CHF12)をオーダーしたが期待外れ・・・スイスの昼食で初めてがっかり^^;

12:00 フーリ(1,861m)→トロッケナー・シュテーク→マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(3,818m)

大きなロープウェイだが、乗客でいっぱいになる

12:20 トロッケナー・シュテークで乗り換え、此処からイタリアのチェルヴィニアにも行ける

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トロッケナー・シュテーク駅(2,927m)から上を見る。中央に見える鉄塔が唯一の支柱で、先は大きな氷河を渡る
ロープは大きく垂れ下がり、車両は山頂駅の直前で、ゆっくりと岩肌に沿うように上に上がり、迫力満点です!
スキーの拠点となる所でレストランがある。夏でもテオドールパスからテオドール氷河の上を滑って此処まで来れる
満員のロープウェイ車内から真下にテオドール氷河、奥にテオドールパスが見える

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迫力あるウンタラー・テオドール氷河、この後ロープウェイは山頂駅手前で岩盤のすぐそばを垂直に昇る
12:35 マッターホルン・グレーシャー・パラダイスに到着、駅からトンネルを通りスキー場のゲレンデに出る。スキーで後に見えるTバーを掴んでイタリア側と行き来も出来る。登山者が前を通過、ブライトホルンから下山かなあ (*^_^*)

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ブライトホルン山頂の氷河・・・横縞模様がくっきり見えて、壮大な感じがします
展望台へは、トンネル内のエレベーターに乗り、岩峰上の四角い建物から外に出て、金属製の階段を登る

13:05 ヨーロッパ最高地点の展望台に到着(3,883m) 高所に順応してきたのか最後の階段も楽々クリアー
南向きに十字架のキリスト像があり記念写真を写す。気温は2℃、風がないので上着も要らず快適です♪

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東に氷河の谷を挟んでブライトホルン(4,164m 左) ふたご座のポリュックスとカストール(中央) リスカム(右)
真っ白に輝くブライトホルン山頂付近・・・氷河の末端は切れ落ちてアイスブルーのきれいな縞模様が見える
氷河の上を歩く登山者は蟻のように小さく、皆さんロープをつないで歩いている。気持ちいいだろうなあ~☆
南はスキーゲレンデ・・・右、Dos de Rollinに向かってTバーが続く。途中から左にブライトホルンに続くトレースがある
雪原に登山者が見えブライトホルンの山頂まで続く。新婚さんのT君は水平道の途中まで歩いている。山屋さんだな
西は氷河の上にあるスキー場、スキーシーズンには、テオドールパスからイタリアのチェルヴィニアまで滑れる(^^♪
山麓の村がチェルヴィニア(イタリア) 左の建物はイタリアから来るロープウェイ駅のテスタ・グルージァ(3,479m)です
2011年のツール・ド・モンテローザの時に、この氷河の上を歩いて、チェルヴィニアまでハイキングをした \(^o^)/

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北東にマッターホルン(左端)があるが、山頂部は雲に覆われている。広大なテオドール氷河にスキーコースが見える
上の右端をズーム・・・奥の3つの青い湖の一つがシュヴァルツゼー、右に昨夜泊まったホテル シュヴァルツゼー
13:35 ロープウェイの駅、1時間があっという間!マッターホルンの右にダン・ブランシュ オーバー・ガーヴェルホルン
ウンタラー・テオドール氷河を渡ってきたロープウェイは、駅舎付近で谷底から垂直に上がってくる
13:50 ゲレンデにある氷河の洞窟に行く。15mの地下にある氷の宮殿の彫刻、トンネルは青白い光が幻想的だった

ゲレンデに戻ると下山してきた登山者に出逢う・・・頼んだら素敵な笑顔を見せてくれた。登頂できたようだ\(^o^)/

14:25 ロープウェイを乗り継ぎフーリに下る。車内は空いていた♪荒々しく流れ落ちる氷河の氷塊の大きさに驚き!

右窓(東)に、モンテ・ローザとゴルナー氷河の緩やかな流れ
ロープウェイを支える唯一の鉄塔を通過

左窓(西)にマッターホルンの東壁が正面に見える。氷河が融けて出来た湖は翡翠色、ここを歩くハイキング道もある

14:45 トロッケナー・シュテークで乗換、モンテ・ローザから流れ出たゴルナー氷河は岩壁の間を下る

ゴルナー氷河末端から流れ出る沢、左の尖がり山はリッフェルホルン、奥の白い山はリスカム

15:25 ツェルマットで2連泊するホテルアルペンブリックに到着、窓の下に花がきれいな広い庭があり開放的で良い♪

夕食までフリータイムなので、ツェルマットを散策、アルピニストのお墓がある教会に行ったが字が読めず?
マッターフィスパ川の対岸から、教会とマッターホルンを写す。お腹が空いたのでパイを買って帰った(*^_^*)

3人の子供たちが引き連れた「ヤギの行進」 に出逢いラッキー(^^♪ 放牧後、夕方は駅から教会方向に歩くそうです

ヤギが庭に植えた野菜を勝手に食べるので、木の棒で柵を撫で、音を出して列に戻します

皆さんで夕食後、疲れたので早寝・・・写真も記憶も有りません(*^_^*) 明日は日帰りハイキングです。
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